グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



公開講義「会計監査人の判断(Judgements)は何に影響を受けているのか?」


ホーム >  イベント >  公開講義「会計監査人の判断(Judgements)は何に影響を受けているのか?」

The Impact of Social Influence Pressures, Commitment, and Personality on Judgments by Auditors

東芝の不適切(不正)会計を巡っては会計士の判断が注目されました。東芝に対する会計監査において担当している公認会計士と企業(経営者)側が望んでいる判断が一致せず、2016年10─12月期の四半期報告書に対して意見不表明が、2017年3月期決算に対して限定付適正意見が、公認会計士の意見として表明されました。
財務報告に対するゲートキーパー(門番)として公認会計士に期待されている役割は大きなものがあります。その一方で、公認会計士はどのように判断するかがこれほど注目されたことはありませんでした。公認会計士の判断は、AI(人工知能)が発達するであろう現在においても、作成された有価証券報告書に対してどのような意見を表明するかについて、またはその会計処理が適正かどうかの判断については、時に分かれることがあります。
では、何がその判断の分かれ目なのでしょうか?社会的な影響(圧力)や個人の思想信条によってその判断が異なることがあるのでしょうか?こうした点について、公認会計士の判断について研究を海外とも共同で進めている名古屋大学の角ヶ谷先生をお招きしてうかがいます。参加は自由なので、どなたでも積極的にご参加ください。

■日時
2018年2月2日(金曜日)16時20分~17時50分

■会場
草薙キャンパス 経営情報学部棟1階 4110講義室

■対象者
どなたでも(事前申し込み不要) 

講師のプロフィール

角ヶ谷 典幸 (つのがや のりゆき)
名古屋大学 経済学研究科(研究院) 教授
1995年 一橋大学大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(商学, 一橋大学)
日本会計研究学会・太田・黒澤賞 , 2009年09月、日本会計研究学会・学会賞 , 2002年09月11日 , 公認会計士試験委員(2013年12月より)
"The Impact of Social Influence Pressures, Commitment, and Personality on Judgments by Auditors: Evidence from Japan" Tsunogaya,N., Sugahara,S., and Chand,P. Journal of International Accounting Research (Forthcoming)
"Judgments of Auditors on "Principles" versus "Guidance" in Lease Accounting Standard: Evidence from Japan"
Tsunogaya,N., Sugahara,S., and Chand,P Asian Review of Accounting, 24(3) 362-386 2016年8月 など多数の国際ジャーナルに論文に掲載。

お問い合わせ先

経営情報学部 上野雄史
電話:054-264-5241
E-mail:ueno@u-shizuoka-ken.ac.jp

モバイル表示

PC表示