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公開授業 演劇×音楽で蘇る「羽衣」


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演劇×音楽で蘇る「羽衣」

このたび、静岡県立大学における全学共通科目「ムセイオン静岡―世界の文化遺産B―」(立田洋司本学名誉教授担当)の特別企画として、「羽衣」劇の公演を行います。この公演では、本学国際関係学部・鈴木さやか講師が能「羽衣」をもとに企画・制作した「羽衣」絵本を原作としています。天女役と白竜役をSPAC(静岡県舞台芸術センター)の実力派俳優である布施安寿香さん、吉見亮さんが演じ、作曲・演奏を、作曲家で舞台への楽曲提供の経験が豊富な渡会美帆さんが担当します。また、公演後には本学の富沢寿勇教授(文化人類学専攻)が、「世界の羽衣伝説」の講演を行います。

才能あふれるアーティストの共演により、いま・ここに蘇る「天女と人間との出逢いの奇跡」を、ぜひ皆さんも体験してください。
■日時
2018年1月24日(水曜日) 10時40分~12時10分

■会場
草薙キャンパス 大講堂
※駐車場はありませんので、公共の交通機関をご利用ください

参加無料、予約不要です。当日直接会場へお越しください。

能「羽衣」は、世界文化遺産にもなった静岡三保松原を舞台とする、能の中でも一二を争う人気曲です。
能「羽衣」のもととなった羽衣伝説は日本各地に数百のバリエーションがあると言われており、さらに広くアジア各地からヨーロッパまでも含めて、世界中に類話があることでも知られています。「羽衣」は、グローバル化された社会において、各地域の人々が互いの共通性と差異を学び、その裏に根ざす思想を探究していくうえで必須の教養といえるでしょう。

劇『羽衣』出演者紹介

布施 安寿香(ふせあすか)
SPAC所属俳優。2002年劇団「ク・ナウカ」入団。2006年よりSPAC在籍。主な主演作品は『夜叉ヶ池』『ブラスティッド』『ハムレット』など。2017年、アヴィニヨン演劇祭のオープニン招待作品『アンティゴネ』において、イスメネのムーバ―を演じる。

吉見 亮(よしみりょう)
SPAC所属俳優。身体を駆使したパフォーマンスと、知性とユーモアを感じさせる演技に定評がある。主な出演作品は、『マハーバーラタ』『真夏の夜の夢』『ロミオとジュリエット』『アンティゴネ』『変身』など。

渡会 美帆(わたらいみほ)
作曲家・演奏家。東京音楽大学作曲専攻卒。ピアノソロ活動の他、鍵盤ハーモニカや小物打楽器を使った即興演奏活動を盛んに行う。SPAC本公演『王国、空を飛ぶ!』音楽監督、SPAC俳優・布施安寿香とのユニット「帆香」での活動など、舞台俳優との共演も多く、朗読のための楽曲提供は20作品を超える。

「羽衣」絵本表紙(監修:山階彌右衛門、文:鈴木さやか、絵:なかおまき、静岡新聞社、2015年)

お問合せ先

静岡県立大学 地域・産学連携推進室
電話:054-264-5124
E-mail:renkei@u-shizuoka-ken.ac.jp

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