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ブログ「学長の部屋」


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ジェンダー・ギャップ

去る5月23日に「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が公布・施行されました。国政、地方議会における選挙で、できる限り男女の候補者数が均等になることを目指して、政治分野における男女共同参画を推進しようというものです。
世界経済フォーラムの調査によると、2017年に日本の男女平等ランキングは144カ国中、114位と非常に低いものでした。さまざまな項目の中で一番低かったのが国会議員数。このたび公布された法律は、その解消を目指すものです。教育面では、読み書き能力や、初等・中等教育で男女間の不平等は見られませんが、高等教育、教授・専門職、経営管理職で日本の評価は低くなっています。
本学では日本科学技術振興財団(JST)の資金を得て、2年にわたり「女子中高生の理系進路支援選択支援プログラム 夏の体験実験 in 県大」に取り組んできました。中1から高1までを対象にしたものなので、成果が現れるのはこれからですが、「リケジョ」の入学を大いに期待しています。
男女雇用機会均等法の公布(1985年6月1日)にちなんで、6月は男女雇用機会均等月間として、さまざまな啓蒙活動が実施されています。進路の選択、雇用や賃金格差、労働と家庭生活のバランス、ハラスメントなど、ジェンダー・ギャップの解消に向けて、身近な問題から意識や制度の改革を進めましょう。

静岡市の花、タチアオイ(立葵)が沿道に美しいこの頃です。タチアオイの花言葉に「気高く威厳に満ちた美」があります。天に向かって花を咲かせていくその凜としたたたずまいに、古人は理想を目指す高い志を見たといいます。

  咲きのぼる梅雨の晴れ間の葵かな   夏目成美(江戸時代の俳人)

本格的な夏の訪れも、もうすぐですね。

タチアオイ

2018年6月14日


五月の風

ゴールデン・ウィークに群馬県の浅間高原を訪ねました。山の遅い春は桜、林檎、石楠花、山吹、水仙と賑やかな花の饗宴です。新緑の森を吹きわたる風に癒されて下界に戻りました。
ところが連休明けとともに、奄美で、続いて沖縄で梅雨入りです。静岡の空も、どんよりと雲が垂れ込めて鬱陶しい気分です。思わず「五月病」ということばを思い浮かべました。
体がだるく、なんとなく気分が滅入る、人と会うのが億劫(おっくう)だ、などの症状が感じられたら、それは五月病かもしれません。新しい環境で勉強や仕事を始めてひと月たった頃に、それまでの緊張が緩み、疲れがどっと吹き出すようです。梅雨寒の天気や、反対に夏のような日差しに交互に見舞われるのも、原因かもしれません。
そんな時は、健康支援センター相談室を利用してください。私にも経験がありますが、人に話すことで心の重荷が軽くなるものです。また自分に厳しくなりすぎず、真面目になりすぎないことも秘訣のように思います。
五月の風は薫風。晴れた日には芝生園地につづく緑の中を歩くのもよいかも知れません。季節の変わり目を乗り切って、元気に夏を迎えましょう。

北軽井沢から望む浅間山

春祭り風景

2018年5月10日


欅若葉の季節

あっという間に桜の季節も過ぎ、学長室の窓から見えるケヤキの梢が、若緑色に輝くようになりました。
入学式に臨んだ新入生諸君、大学生になった気分はいかがですか? いよいよ自分のやりたい勉強に熱中できると、これからはじまる授業に胸を躍らせていることと思います。
在校生諸君は、それぞれ本格的な専門教育に進み、研究室やゼミナールで研究を深めようと張り切っていることでしょう。来年、卒業を予定している諸君は、進路に迷ったり、「シューカツ」に忙しかったりしているかもしれません。
4月はこれからはじまる大学暦の出発点です。一旦立ち止まって大きく息を吸いましょう。そしてこれからの1年の過ごし方、大学での過ごし方について、しっかりと計画を立ててください。何か一つでもいいから、1年の目標を決めてはどうでしょうか。
私の目標は、できるだけ多くの学生諸君と話をすることです。学内で見かけたら気軽に声をかけてください。一緒に力を合わせて、よりよいキャンパスをつくっていきましょう。

けやき

2018年4月9日

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