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本学教員がノーベル賞受賞者らと国連本部でアフリカ開発について議論


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4月10日、国連本部(ニューヨーク)において本学国際関係学部の島田剛・准教授がモデレーターを務めた会議が開催されました。

この会議は「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成に向けたアフリカの構造転換」をテーマにしたもので(共催:JICA(国際協力機構)、国連日本政府代表部、国連開発計画(UNDP)、コロンビア大学)、会場は各国外交団及び国連職員の参加者で満席となりました。また、当日の様子はWebcastでもライブで配信され、現在は国連TVで会議の様子を見ることができます。

日本からは別所浩郎・国連大使が挨拶に立った他、JICA研究所の北野尚宏所長が基調講演を行いました。また、基調講演の中でコロンビア大学のスティグリッツ教授(ノーベル経済学賞受賞者)は、日本の経済成長の経験から学ぶことの重要性を指摘し、また、構造転換を成功させるための政策のあり方に注目し、学び(learning)ながら先進国との知識のギャップを埋め、産業政策を計画し実施していくような学習社会(learning society)の形成に政府が果たす役割を強調しました。

島田剛・准教授がモデレーターを務めたパネル・ディスカッションにはスティグリッツ教授の他、セレスティン・モンガ・アフリカ開発銀行副総裁・チーフエコノミスト、アクバル・ノーマン・コロンビア大学教授教、ラビ・カンブール教授(コーネル大学)、細野昭雄JICA研究所シニア・リサーチ・アドバイザーが参加、アフリカにおける構造転換をどのように達成し、またどのように成果を計測するかについて議論が交わされました。島田准教授は日本が主導しているTICAD(アフリカ開発会議)が今後もアフリカの課題を解決するための新しいアプローチを生み出す場であって欲しいと述べてパネルを締めくくりました。

島田剛准教授がモデレーターを行なったスティグリッツ教授などとのパネル・ディスカッション

スティグリッツ教授、別所浩郎特命全権大使・国際連合日本政府常駐代表、北野尚宏JICA研究所長

イベントの行われたニューヨーク国連本部

【関連リンク】
国連TV(UN WEB TV)(別ウィンドウで国連のWebサイトが開きます)
JICA研究所 ニュース&コラム(別ウィンドウでJICAのサイトが開きます)


(2017年4月24日)

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