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静岡県立大学における管理下にない放射性物質の発見について


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このたび、静岡県立大学において、放射線障害防止法に基づく使用手続きを受けていない放射性物質と疑われる試料が、薬学部棟の放射線管理区域外で発見されました。放射線量を調査したところ放射性物質が検出されたため、現在は放射線管理区域の保管室で保管しています。
なお、発見された放射性物質による学生および教職員への放射線障害のおそれおよび外部への放射性物質の影響はありません。
今後、速やかに学内再点検を行い、再発防止を図るとともに、全学で安全管理を徹底してまいります。

概要について

(1) 発見の経過等

<2018年6月28日>
  • 薬学部棟の研究室で試料の整理中に、放射性物質が疑われる試料を発見
  • 放射線管理区域の静岡県立大学アイソトープセンターへ移管
  • アイソトープセンターにて放射線量を測定し、放射性物質であることを確認

<2018年6月29日>
  • 同研究室内から新たに放射性物質が疑われる試料を発見し、前日同様アイソトープセンターへ移管し、放射線量を測定した結果、放射性物質であることを確認
  • 発見場所と周囲の汚染の有無について調査し、汚染の無いことを確認
  • 放射線障害防止法に基づき原子力規制委員会へ第一報を報告

(2) 発見場所

静岡県立大学薬学部棟研究室内冷凍庫

(3) 発見された放射性物質

  • 3H(トリチウム)化合物 1本 放射線量243.2kBq
  • 14C(炭素14)化合物 18本 放射線量3.5~3700kBq 合計9684.1kBq

※発見時、冷凍庫中のステンレス製缶内に保管されており、缶や瓶に破損が見られないこと、また、表面線量率がバックグラウンドレベル(検出限界以下)であることから、発見された放射性物質による学生および教職員への放射線障害のおそれおよび外部への放射性物質の影響はありません。

学長コメント

このたび、静岡県立大学において、放射線管理区域外で放射性物質が発見されました。発見された放射性物質による人体への健康被害のおそれはありませんが、このような事態が発生し、在学生および地域住民、関係者の皆様にご心配とご迷惑をお掛けしましたことを心より深くお詫び申し上げます。
今後は、学内再点検を実施し、法令に則った管理の徹底に、全学を挙げて取り組んでまいります。

2018年7月4日
静岡県立大学 学長 鬼頭 宏

お問い合わせ

静岡県立大学広報・企画室(電話 054-264-5130)

(2018年7月4日)

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