1月12日、ツインメッセ静岡で開催された「東京ガールズコレクション(TGC)しずおか 2019」で、看護学部の杉山眞澄准教授と同学部2年生を中心に展開した「エイズ及びHIV検査の周知についての活動」について、ポスター発表を行いました。
この活動は、しずおか中部連携中枢都市圏地域課題解決事業の一環で、静岡市より研究助成を受けて実施したものです。
この活動は、しずおか中部連携中枢都市圏地域課題解決事業の一環で、静岡市より研究助成を受けて実施したものです。
「若者のエイズ予防啓発及び HIV 検査の周知」事業
エイズを若者に知ってもらうためのワークショップ
2018年10月に、小鹿キャンパスで開催されたワークショップでは、静岡市保健所の望月久美子主任保健師より、エイズや性感染症の現状や課題についての講義を受け、20~30歳代の若者のエイズ患者が多いことや、HIV(エイズウイルス)検査を受けずに発症する人が増えていることを知りました。その後、若者へのエイズやHIV検査の周知について活発な意見交換を行い、何ができるかを考えました。
エイズ啓発のキャラクター「エイちゃん」
エイズ啓発のためにキャラクターを看護学部内で募集し、多くの候補の中から「エイちゃん」に決定しました。これをもとにオリジナルコンドームを作成し、エイズ啓発のシンボルマークであるレッドリボンのついた綿小袋に入れて、12月1日の世界エイズデー前後に草薙キャンパスと小鹿キャンパスで配付するなど予防啓発キャンペーンを実施しました。併せて、キャンパスのトイレに予防啓発ポスターを貼ることで、エイズに関する周知をはかりました。
エイズ・HIVについての調査活動
エイズやHIV検査に関する周知度を知るため、キャンペーン前後に調査を実施しました。その結果、キャンペーン後にはエイズに関する理解が高まったことが確認されました。
東京ガールズコレクション(TGC)しずおか 2019
1月12日、ツインメッセ静岡・南館にて、SDGs(わたしたちの未来のために世界中の人々が協力し達成しなければならない17の目標)推進事業の一環として、活動の経緯をポスター発表しました。
(2019年1月16日)