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和道流空手道三代宗家を迎え講演会を開催


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国際関係学研究科講演会「日本伝統武術のグローバル化:和道流空手道の国際的普及への道」を開催しました

1月23日、草薙キャンパスにて、和道流空手道連盟 三代宗家・最高師範の大塚博紀氏を迎え、「日本伝統武術のグローバル化:和道流空手道の国際的普及への道」と題した講演会を開催しました。大塚氏は世界各地で和道流の普及活動を行っており、海外での空手事情や身体技法の伝え方などをお話しいただきました。
日本の伝統武術である空手は、東京オリンピックの正式種目になったことで日本ではスポーツ化しつつあり、反対に欧州ではスポーツとは違う点を探し始め武道化していると大塚氏は指摘。意外な情勢に会場から驚きの声があがりました。
また、身体技法の伝え方については、技法をそのまま翻訳できないため(例えば「腰を切る」は言葉通りに “切る”とは訳せない)、言葉の裏にある意味を考え、空手の基本動作を、筋肉の名称を用いながら、具体的にどのように動かすのかを科学的に分析し、説明する必要があると語りました。
講演会後半では、和道流空手道連盟理事長の坂巻明氏と同連盟理事の太白健夫氏による演技とともに筋肉がどのように動いているか解説がなされ、空手道の魅力にふれる良い機会となりました。

講演会の様子

三代宗家・最高師範の大塚氏

坂巻氏と太白氏による演技



(2019年1月28日)

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