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グランシップ静岡能で学生制作のインタビュー記事を配布


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国際関係学部学生有志による「羽衣つたえ隊・能研究部」が、能の見どころ・聞きどころをたくさんの人に知ってもらうため、観世流能楽師・山階彌右衛門氏にインタビューを実施し、その成果物が1月27日に開催された「グランシップ静岡能」にて配布されました。
「羽衣つたえ隊」は静岡市清水区三保松原を舞台とする能「羽衣」の普及活動を行う有志団体ですが、活動を行ううちにメンバーの中から「能そのものについてもっと知りたい」という声があがり、今年度新たに「能研究部」を発足しました。今回のインタビューは、「羽衣つたえ隊」代表・鈴木さやか講師企画・制作の「羽衣」絵本の監修を山階氏が務めていたことから実現しました。山階先生へのインタビューは、9月20日に開催された「グランシップ能楽入門公演」に続き2回目となります。
学生たちは10月に上演演目である「安宅」「葵上」勉強会を行い、11月にインタビューを実施、その後文章構成、イラスト制作、校正などを学生の手で行い、約4か月かけて記事を完成させました。
当日配布された記事には、「安宅は同山(同山伏)と呼ばれる義経の家来たちが全力で押し合う場面が見どころ」、「葵上〈古式〉では、現行には役がない青女房が登場し、シテ(主人公)と声を揃えて謡う場面が聴きどころ」といった各演目の魅力が記されており、能鑑賞の一助となりました。グランシップが実施した事後アンケートでは、記事に対し「憧れの山階先生のお話を読むことができて嬉しい」「私たち観客と同じ目線で、聞きたいことを聞いてくれている」「良い試みなので今後も実施してほしい」といった好意的なご感想が数多く寄せられました。
記事制作に参加した学生たちは、「9人の同山の衣装や動きが、先生に伺ったとおりだったので思わず見入ってしまった」「お話を伺っていたからこそ、シテの御息所の上品さがより伝わってきた」と、自らインタビューすることで能の魅力をより深く学ぶことができました。

インタビュー記事 表面 ※無断転載禁止
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インタビュー記事 裏面 ※無断転載禁止
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