平成27年度「産学共同研究成果発表会」で取組を報告しました


3月17日静岡市産学交流センター事業「地域課題に係る産学共同研究~地域の課題を解決する~」において、平成27年に採択・実施された7つの取組について成果発表が行われ、本学も「ムスリム観光誘致と産業活性化に向けて、静岡におけるハラールフードに関する調査」について、発表を行いました。
傍聴者からはハラールに対する質問や、取組に対する今後の発展を期待する声があり、関心の高さがうかがえました。

【発表内容】
「ムスリム観光誘致と産業活性化に向けて、静岡におけるハラールフードに関する調査」
  委託先団体:富士農商事株式会社
  連携大学: 静岡県立大学国際関係学部 
 国際関係学部長・グローバル地域センター副センター長・教授富沢寿勇

調査の目的:
世界人口の約25%を占めるムスリム市場に静岡が参入するために「食」を切り口に、世界中から静岡への観光客誘致を目指し、地域全体の活性化につなげます。

調査概要:
ハラールフードに対する〝静岡の食品関係者対象のアンケート調査″〝日本在住ムスリム対象のアンケート調査”を実施しました。ハラールの説明を聞いてビジネスチャンスと感じる静岡の食品業者が一定層いることがわかりましたので、複数の会社や公的団体等が連携し、ハラールサプライチェーンのような仕組みのベースづくりを行いました。それをきっかけに、静岡市内のホテルで「静岡産品を使ったハラールフードの試食会」やムスリムフレンドリーキッチンのある静岡県立大学の学食で、在住及び観光で静岡を訪れているムスリムの方々を対象にハラールラーメンの試食会・アンケート調査を行いました。
 さらに、マレーシアの政府系機関JAKIMが要請するハラール指針の日本語完訳を行ったほか、この調査・研究成果の一環として、静岡を訪れるムスリム対応の手引きとなるよう「ムスリム静岡おもてなしガイドブック」を作成しました。

交流会では、ムスリム・フレンドリーのメニュー3種の試食を参加者に味わっていただき、盛況でした。

【当日の試食メニュー】
●スパイシーなチキンと赤いんげん豆のトマト煮
… ムスリムに人気 ピリっと辛いハラールチキンのトマト煮
●まぐろのカルパッチョ ふりかけと醤油ゼリーがけ
 … 寒天でとろみつけした静岡産ハラール用醤油と静岡産の海苔、ごまを使ったふりかけで風味豊か
●抹茶ゼリー フルーツ添え