薬学部薬物動態学分野の論文が学術雑誌の表紙を飾る


薬学部 薬物動態学分野 (尾上誠良 教授,世戸孝樹 助教,佐藤秀行 助教) の論文が、皮膚科領域の専門誌である「Journal of Dermatological Science」(Impact Factor : 3.739,2016年)2017年85巻1号 (2017 年1月発行) の表紙に掲載されました。

創薬および化粧品開発において、光安全性評価に関する国際ガイドライン (ICH S10 guidance および PCPC guideline) が 2014年に施行されるなど医薬品・化粧品による光毒性 (光線過敏症) に注目が集まっています。本学薬学部薬物動態学分野では光化学的評価方法である ROS assay をはじめとして、光毒性の発症機序に基づく光安全性評価手法の開発に取り組んでおり、開発した評価系は既に国際ガイドラインに採用され、世界中の製薬企業や食品・化粧品メーカーで活用されています。本論文では光毒性のなかで光アレルギー反応と呼ばれる有害事象の発症機序と、その原因となる化学物質および光アレルギーリスクの評価手法について最新の知見を紹介しています。

本論文は浜松医科大学、株式会社資生堂、Research Institute for Fragrance Materials、DABMEB Consultancy との共同研究成果です。

「Journal of Dermatological Science」2017年85巻1号(2017年1月発行)の表紙

掲載された論文
Satomi Onoue, Yoshiki Seto, Hideyuki Sato, Hayato Nishida, Morihiko Hirota, Takao Ashikaga, Anne Marie Api, David Basketter, Yoshiki Tokura, Chemical photoallergy: photobiochemical mechanisms, classification, and risk assessments, Journal of Dermatological Science, 85(1): 4–11 (2017)

【関連リンク】
Journal of Dermatological Science
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(2017年2月21日)