県大&おびサポ主催マッチング会を開催しました


産学連携のきっかけに

おびサポ 鈴木久雄センター長

1月23日(月)島田市地域交流センター歩歩路(ぽぽろ)にて【静岡県立大学からの共同研究提案&企業からの成功事例発表会in島田】を開催しました。

本学と島田市産業支援センターおびサポとの共同開催となった当会は、大学で生み出された研究シーズや技術を、民間企業との共同研究により産業化へ結びつけるためのマッチング会で、静岡県立大学の教員による研究シーズの紹介や、実際に大学と共同研究の実績がある企業からの事例発表を行いました。

企業からの成功事例発表

お茶・蜜柑効果を応用した機能茶商品の誕生
~県大アールグレイ商品化への取り組み~


株式会社キムラ加工 取締役 木村良太

地産地消品に機能性を持たせた商品開発が急務であり、その方法を模索していた。薬学部 斉藤先生が薬物による血管収縮抑制効果を解明し、多くの生活習慣病に対して、その原因を取り除くための予防・治療法に関する研究を実施している。共同研究の結果、血圧改善効果を目的とした商品開発に着手、販売を開始した。

※平成26年度 静岡県産業振興財団 食品等開発助成事業採択

装着型採血・静脈注射トレーニングキットの研究開発
~看護師の練習器具として販売開始~


株式会社ノイエ 代表取締役 榊原季将

従来の注射採血輸血手技は、人体の模型化したものとなっていて練習効果は必ずしも充分達成されているとはいえなかった。その使用に関する苦情を眼のあたりにし、看護学部教員と共同でこれらの苦情点を克服したキットを開発し商品化した。

※平成25年度 静岡県産業振興財団 創業者研究開発助成事業採択

口腔機能維持・改善に有効な訓練飴に関する研究開発
~お口の渇きを改善する訓練飴の商品化、販売~


株式会社けんだいがかり
取締役副社長 木苗貴秀

株式会社けんだいかがりは、大学の研究成果を事業化するために2014年に設立されました。今回ご紹介する歯科衛生学部 森野先生と共同開発した訓練飴は、飴を使ったトレーニングにより、舌の機能アップや唾液の分泌を促進し、加齢や服薬による嚥下障害やドライマウスの予防効果があることを検証しました。

※平成26年度 静岡市産学交流センター産学共同研究委託事業採択

教員からの共同研究提案発表

緑茶のストレス緩和作用
~ストレスから身体と心を守る一つの方法~


静岡県立大学 薬学部
准教授 海野けい子

現代は多くの人が何らかのストレスを感じている。適度なストレスは良い効果をもたらすが、過度のストレスは心身に様々な影響を及ぼすと考えられている。実際、ストレスの蓄積は寿命の短縮や脳機能の低下など、われわれが思っている以上に大きな影響を及ぼしていることが、動物実験から明らかとなってきた。日々の生活の中でストレスを溜め込まないために、お茶は有効なのだろうか?また、どのようなお茶が良いのだろうか?

男性ホルモンが健康を支える
~老化の防止・ストレスを軽減する食材を模索~


静岡県立大学 薬学部
講師 井口和明

からだの調節はホルモンが担う。しかし加齢とともにその作用は弱まり様々な老化現象がおきてくる。それを緩和し健康を維持し、元気に生活していくためには、知らず知らず摂っていた食生活から知って摂る食生活に。男性ホルモンは男性だけのものでない。女性にもある。血となり肉となりからだをつくるのを助けるとともに、やる気・活力を生み出す元となるホルモン。野菜、果物、魚介類からホルモンの働きを高める成分を見つけてきています。

骨格筋の機能維持と健康
~ロコモを予防する食品成分の探索~


静岡県立大学 食品栄養科学部
教授 三浦進司

健康長寿社会実現のためには高齢者の身体ロコモーション機能、特に骨格筋機能維持が不可欠である。筋機能維持には筋持久力の向上や筋量増加が求められるため、運動トレーニングや適切な栄養素摂取が重要とされてきた。しかし、筋機能低下に対して現在推奨されている処置方法は、効果が不十分であることや実行自体が不可能な場合が多く、また薬物療法が存在しない。演者らは、骨格筋機能維持・増進に役立つ化合物の探索を実施しており、講演では最新の知見を紹介する。

当日は約60名の来場者を数え、好評のうち無事終えることができました。

※掲載は発表順

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静岡県立大学【地域・産学連携推進室】
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(2017年2月1日)