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文部科学省 地(知)の拠点整備事業

文部科学省 平成26年度地(知)の拠点整備事業に採択される
静岡の「健康長寿」と「未来」を支えるために今、本学が成すべきこととは


文部科学省の平成26年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC:Center of Community 事業)」に本学のプログラム『ふじのくに「からだ・こころ・地域」の健康を担う人材育成拠点』が採択されました。大学COC 事業は、自治体と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を進める大学を支援するもので、静岡県では本学が唯一の採択となりました。

「ふじのくに健康長寿拠点」の形成

2014年8月 静岡県庁での記者会見
(左から)中嶋学長補佐兼産学連携室長、木苗学長、原田事務局長(当時)

静岡県は、高齢化が急速に進んでおり、若者の県外流出、地域産業の衰退といった地域課題を抱える一方で、「健康長寿」全国1 位という強みを持っています。本学はこれまで静岡県の最高学府として、文部科学省の21 世紀COE(Centerof Excellence:国際的学術拠点)やグローバルCOE プログラム等の事業を通して、薬学と食品栄養科学を融合した新たな学問領域「健康長寿科学」の体系化を進めるとともに、健康長寿に関する研究拠点を形成してきました。

今回採択された事業では、人間一人ひとりの「からだ」と「こころ」に重点が置かれていた従来の健康の概念に、「地域」の健康を組み入れ、理系と文系の5 学部が融合して「健康長寿文化」を創成することを目的としています。本学は「地域の知の拠点」であることを最優先に、次世代を担う学生とともに、「ふじのくに健康長寿拠点」づくりに積極的に取り組みます。


『「ふじのくに」みらい共育センター』と『みらい交流サテライト』の開設

今回の事業では、静岡県、静岡市、牧之原市と連携し、地域ぐるみで課題に取り組むため、学内に地域と大学の橋渡しを担う事業統括機関「みらい共育センター(注1)」を新設し、連携する静岡市と牧之原市には、自治体との共同運営で「みらい交流サテライト」を設置します。学生は「しずおか学(注2)」科目群を通して静岡の歴史、文化、産業等を学び、フィールドワークを行います。サテライトでは、ワークショップを定期的に開催するなど、学生と地域住民が協働して、健康づくりとともに地域のみらいづくりを行う拠点を形成します。

注1・・・共育とは、多様な立場や領域の人、組織が連携して教育を担うことを意味する造語。大学・学生・自治体・市民が連携して教育を担う(ともに育つ)場所として、「ふじのくにみらい共育センター」と名付けました。
注2・・・教養教育である全学共通科目のうち、地域のことを学ぶグループを「しずおか学科目群」と名付け、全学必修科目として、平成26年度から開設しました。これにより、全学生が地域課題の認識と課題解決に取り組む意欲を涵養します。
学生は、「茶学入門」「静岡の防災と医療」「ムセイオン静岡」「富士山の自然と社会」など10科目から、最低1科目を受講します。


コミュニティ・ワーク力を備えた人材の育成

地域志向の取り組みの中核は、地域と一緒になって行う次世代を担う若者の育成です。地域の課題を解決するために、世代・分野・職種を超えて“チームとしての活動”を牽引する「コミュニティー・ワーク力(注3)」を持った人材を育成します。

本学では今年度から、地域と連携して静岡の特性と魅力を学び、地域の発展に貢献する「しずおか学」の授業科目群を全学共通科目に設けており、来年度からは「静岡の歴史と文化」「静岡の防災と医療」「富士山学」「しずおか健康長寿食文化論」などの同科目群の授業を選択必修科目とします。さらに、「みらい交流サテライト」では、多職種と連携する演習を受講し、インターンシップやボランティア活動を行い、チーム形成能力を養成します。これらの活動を通して、学生には「コミュニティ・フェロー」の称号を授与します。卒業後は、地域の住民とともに、地域活性化・健康長寿文化の実現を牽引していきます。

また、社会人や卒業生には、学び直し教育(リカレント教育)の場として「しずおか学びなおし塾」を企画し、地域の課題解決に向けた実践的な議論の場を提供します。研修修了者には「県立大特命講師」の称号を付与し、コミュニティ・ワーク力を備えた人材として、各地域で行う研修や講習の講師として派遣します。本事業は平成30 年度までの5 年間にわたっており、大学と地域が「共育」することで、次世代を担う優れた地域貢献人材を多数輩出します。そのために本学は「地域の知の拠点」となり、各地域と共に静岡県の健康と未来づくりに総力を挙げて取り組んでいきます。

注3・・・「地域の課題を解決するために、地域とともに、世代・分野・職種を超えて『チーム活動』を牽引する能力」と定義しています。本拠点が輩出する人材の「コミュニティ・ワーク力」は「健康長寿文化を支える知識・技術・意欲」、「チームの形成能力」、コミュニティ再生を目指す「地域社会のイノベーションを担う能力」の3つの要素から構成されます。
このような能力を備えた学生を数多く地域に輩出することが、地域の活性化の鍵となると考えています。

「ふじのくに」みらい共育センター

「ふじのくに」みらい共育センターでは独自でwebサイトを運営しています。
是非ご覧ください。

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「ふじのくに」みらい共育センター