静岡県立大学2024学生便覧
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3地震発生時の行動対処(避難活動等)○在校中に地震が発災した場合の対応発災の規模、態様等に応じ、的確な判断と臨機応変の行動を取る。地震発生直後におけるパニックの防止、火気の始末及び第1次避難行動に対する学生への指示は、在室中の教職員が行う。<地震発生>・実験、実習中の場合は、直ちに中止する。可能な場合は、素早く火気の始末を行う。・机などの下に隠れて机の脚を掴み、落下物、転倒物、ガラス飛散等から身を守る。・屋外の場合は、建物から離れ、落下物に注意して、グラウンド(草薙キャンパス・小鹿キャンパス)又は芝生園地(草薙キャンパス)に避難する。<本震後>(約1分後)・地震が収まったら、教員の指示又は学内放送に従い、落ち着いて第2次避難行動の準備をする。・負傷者の有無を確認する。負傷者がいた場合は、救助、応急手当を行い、防災センターに通報し支援を受ける。・火災が発生したときは、発生場所を確認して、最寄りの火災報知機を押し、教員の指示等により初期消火にあたる。ただし、火が天井まで達している場合は、危険であるため安易に近づかないこと。・教職員は自衛消防隊としての任務にあたる。(P14〜15参照)状況が悪化し、校舎内での避難が危険と判断されたときは、災害対策本部からの指令又は必要により教職員の判断・指示のもとで、落ち着いて指定避難場所へ第2次避難行動を開始する。負傷者は付近にいる者が搬送する。避難完了後、教員は避難誘導した学生の安否を確認し、残存者の有無を学部長へ報告する。学部長は、学部棟内の避難状況を避難者集計表(資料8参照)に取りまとめた後、学長(不在の場合は副学長又は事務局長)へ報告する。なお、学生・教職員は速やかに安否確認システム等(その他、出欠確認システム又は避難者確認カードなど)で安否情報の報告を行う。その後、学生は、災害対策本部長(学長)からの指示事項等を聞いた後、帰宅する(特別な事情がある学生は申し出る)。学内第2次避難行動(草薙)第2次避難行動(小鹿)グラウンド(学年別に整列する)第1次避難行動第2次避難行動学外a第1次避難行動(教室等の学内での避難)b第2次避難行動(校舎外への避難)c避難行動の種類と指定避難場所について区分避難行動の種類第1次避難行動各教室、研究室、実習室、事務室等、在室する場所最寄りの避難場所(グラウンド・芝生園地)へ避難する。避難場所到着後、避難してきた棟毎に学部・学科・学年別に整列する。実習先機関(病院、福祉施設、保健所等)が指定する場所実習先機関(病院、福祉施設、保健所等)が指定する場所―82―指定避難場所

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