国際関係学部が、講演会「『帝国の遺産』とスポーツ：エンパイアゲームズからコモンウ ェルスゲームズへ」を開催します。
開催概要
1930年にカナダの都市ハミルトンでイギリス帝国の総合スポーツ大会であるエンパイアゲームズが開催されました。その後4年ごとに開催されるようになった大会は、20世紀中葉以降の参加国／地域の急増と数度の大会名称変更を経て、21世紀の今もコモンウェルスゲームズとして開催されています。
また、1931年にはイギリス本国と帝国内の白人自治領を中心としたコモンウェルス（英連邦）が設立されました。このコモンウェルスも、第二次世界大戦後にアジア、アフリカ、西インド諸島などの新興独立国が続々と加盟し、また国際情勢の変化をうけて、変貌をとげてきています。
これらスポーツ界と政界のコモンウェルスは、「単一の構想や共通の理念に基づき一体のものとして形作られた」わけではなく、またいずれも「帝国の遺産」という一言で片づけられるものでもありません。
本講演では、イギリス近現代史、帝国＝コモンウェルス史、スポーツ史をご専門とする川本真浩氏（高知大学人文社会科学部・教授）をお招きし、エンパイアゲームズの始まりからコモンウェルスゲームズの現在までをたどりながら、2つのコモンウェルスとその歴史的変容、帝国意識とナショナルアイデンティティ、さらにはスポーツと政治の関係を歴史的に考えます。
また、1931年にはイギリス本国と帝国内の白人自治領を中心としたコモンウェルス（英連邦）が設立されました。このコモンウェルスも、第二次世界大戦後にアジア、アフリカ、西インド諸島などの新興独立国が続々と加盟し、また国際情勢の変化をうけて、変貌をとげてきています。
これらスポーツ界と政界のコモンウェルスは、「単一の構想や共通の理念に基づき一体のものとして形作られた」わけではなく、またいずれも「帝国の遺産」という一言で片づけられるものでもありません。
本講演では、イギリス近現代史、帝国＝コモンウェルス史、スポーツ史をご専門とする川本真浩氏（高知大学人文社会科学部・教授）をお招きし、エンパイアゲームズの始まりからコモンウェルスゲームズの現在までをたどりながら、2つのコモンウェルスとその歴史的変容、帝国意識とナショナルアイデンティティ、さらにはスポーツと政治の関係を歴史的に考えます。
日時
2022年7月5日（火曜日） 9時00分～10時30分
場所
草薙キャンパス 国際関係学部棟 3階 3316講義室（学内者限定）またはZoom（事前登録要）
この講演会は、川本先生と3316講義室をZoomでつないで実施します。学内者はZoomでの参加も、3316講義室での視聴もどちらも可能です。学外の方はZoomでご参加ください。
お申し込み
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お問い合わせ
国際関係学部 冨澤かな
E-mail：t-kana@u-shizuoka-ken.ac.jp
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