「食品栄養科学」を学ぶための多彩な授業内容
教育カリキュラムの概要
食品生命科学科は栄養学や食品成分の生理機能を理解した食品科学技術者の養成を目指し、栄養生命科学科は食品成分の化学や最先端生命科学を理解している栄養士や管理栄養士の養成を目標にしています。両学科は共通の講義や研究室間の共同研究などの緊密な連携体制をとっており、人材育成と研究の両面で大きな成果をあげています。
また、環境生命科学科では、環境分析や環境リスク・安全性評価に関する科目に加え、フィールドワークなどの実習科目も充実させ、環境計量士などの実践の場で活躍する環境技術者を養成します。
また、環境生命科学科では、環境分析や環境リスク・安全性評価に関する科目に加え、フィールドワークなどの実習科目も充実させ、環境計量士などの実践の場で活躍する環境技術者を養成します。
カリキュラム詳細
食品生命科学科
●:必修 無印:選択
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
学習教育到達目標 (JABEE) | 食品技術者としての基礎力を高める | 食品について考えるための基礎的な知識を得る | 食品を創造するために必要な知識・技術・スキルを実践的に学ぶ | 卒業研究を通して課題解決のためのアプローチについて身につける |
A.食に関する科学技術の発展が社会生活に与える影響について地球規模でとらえられる | ●食品・栄養・環境科学概論Ⅰ・Ⅱ ●食品栄養科学入門 植物学 |
食料経済 環境工学 放射化学 食料生産学 |
●技術者倫理 バイオテクノロジー論 循環資源論 |
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B.食品技術の社会や健康に対する効果と食品技術者の社会に対する責任を理解する | ●食品・栄養・環境科学概論Ⅰ・Ⅱ | ●発酵学 ●食品化学 |
●食品包装論 ●技術者倫理 ●食品工学Ⅰ |
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C.食品栄養科学を理解するために必要な基礎知識を培う | ●化学Ⅰ ●生物学Ⅰ ●生物学実験 ●物理学Ⅰ ●基礎統計学 ●食品学総論 化学Ⅱ 生物学Ⅱ 物理学Ⅱ |
●食品物理学 ●酵素学 ●有機化学Ⅰ・Ⅱ 放射化学 |
●有機化学Ⅲ 天然物化学 |
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D.広範な知識と関連技術を駆使して、問題を解決できる | ●生物化学 | ●食品分析化学 ●食品衛生学Ⅰ ●免疫学 ヒューマンゲノミクス |
●遺伝子工学 ●食品プロセス学 ●バイオインフォマティクス 蛋白質工学 食品機能学 機器分析学 栄養化学 |
●卒業研究 |
E.食に関する問題を解決する方法を企画・提案し、チームで遂行できる | ●食品栄養科学入門 | 食料経済 | ●食品生命科学実験Ⅰ~Ⅲ ●食品衛生学Ⅱ ●食品工学Ⅱ |
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F.論理的な記述・発表ができ、英語によるコミュニケーションができる | ●リスニングⅠ・Ⅱ ●オーラルコミュニケーションⅠ・Ⅱ ●基礎統計学 |
●TOEIC英語Ⅰ・Ⅱ ●オーラルコミュニケーションⅢ・Ⅳ 海外研修英語 |
●英語で学ぶ食品生命科学 海外研修英語 |
●卒業研究 海外研修英語 |
G.知識・技術・情報を自ら収集・理解し、活用できる | ●情報科学演習 | ●応用統計学 | ●食品生命情報科学 ●バイオインフォマティクス ●食品生命科学実験Ⅳ |
●卒業研究 |
H.計画的に仕事を遂行し、協調性や指導力を発揮する | ●化学実験 ●食品栄養科学入門 |
●食品生命科学実験Ⅰ~Ⅳ インターンシップ |
●卒業研究 | |
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
教職科目(理科教諭) | 教職論 | 教育原理 教育心理学 教育社会学 教育方法 日本国憲法 |
生徒指導 道徳指導論 教育課程論 特別活動論 学校カウンセリング 特別支援教育 総合的な学習の時間の指導法 |
教育実習事前事後指導 教育実習Ⅰ・Ⅱ 教職実践演習 |
栄養生命科学科
●:必修 ○:選択必修 無印:選択
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
生命科学を基盤とした栄養の専門家としての基礎を身に付ける | 管理栄養士専門分野の食と栄養に関する基礎を学ぶ | 管理栄養士専門分野の栄養管理業務に係わる知識・技術・スキルを実践的に学ぶ | 社会において求められる力を養う卒業研究に取り組む | |
基礎科目 | ●化学Ⅰ ○化学Ⅱ ●化学実験 ●生物Ⅰ ○生物Ⅱ ●生物学実験 ●物理学Ⅰ ○物理学Ⅱ ●食品栄養環境科学概論Ⅰ・Ⅱ ●食品栄養科学入門 ●基礎統計学 ●リスニングⅠ・Ⅱ ●オーラルコミュニケーションⅠ・Ⅱ ●身体運動科学A 海外研修英語 |
●食品分析化学 ●分子生物学 ●食品化学 ●免疫学 ●応用統計学 ●TOEIC英語Ⅰ・Ⅱ ●オーラルコミュニケーションⅢ・Ⅳ ●身体運動科学B 海外研修英語 ヒューマンゲノミクス 有機化学Ⅰ・Ⅱ 酵素学 放射化学 食糧経済 |
海外研修英語 栄養生命科学英語 遺伝子工学 バイオテクノロジー論 |
海外研修英語 |
専門基礎分野 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 |
社会・環境と健康 | ●情報科学 ●保健医療福祉論 |
●健康管理概論 | ●公衆衛生学 ●公衆衛生学実験 |
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人体の構造と機能・ 疾病の成り立ち |
●解剖生理学 ●生化学Ⅰ |
●解剖生理学 ●生化学Ⅱ ●生化学実験 ●微生物学 〇運動生理学 〇病理学 ●臨床病態学 |
●解剖生理学実験 ●微生物学実験 |
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食べ物と健康 | ●食品学総論 ●調理科学 〇調理学実習 |
〇食品学実験 ●食材学 〇調理科学実験 ●食品衛生学 |
●食品衛生学実験 | |
専門分野 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 |
基礎栄養学 | ●基礎栄養学 | ●栄養学実験 ●栄養化学実験 |
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応用栄養学 | ●応用栄養学Ⅰ | ●応用栄養学Ⅱ ●栄養機能論 ●応用栄養学実習 |
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栄養教育論 | ●栄養教育論Ⅰ ○栄養カウンセリング論 |
●栄養教育論Ⅱ ●栄養教育論実習 |
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臨床栄養学 | ●臨床栄養学 ●臨床栄養管理学Ⅰ ○臨床栄養管理学Ⅱ ○臨床薬理学 ●臨床栄養学実習 ●治療食実習 |
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公衆栄養学 | ●公衆栄養学Ⅰ ●公衆栄養学Ⅱ ●栄養疫学 ○公衆栄養学実習 |
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給食経営管理論 | ●給食経営管理論Ⅰ ●給食経営管理論Ⅱ |
○給食経営管理実習 | ||
総合演習 | ○総合演習 | |||
臨地実習 | ○校外実習 (給食の運営) ○臨地実習 (臨床栄養学) |
○臨地実習 (公衆栄養学) | ||
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
卒業研究 | ●栄養生命科学研究 | ●卒業研究 | ||
教職科目(栄養教諭) | 教職論 | 学校栄養教育論 教育原理 教育心理学 教育社会学 教育方法 日本国憲法 |
学校栄養教育実践論 生徒指導 道徳指導論 教育課程・特別活動論 学校カウンセリング 特別支援教育 総合学習の指導法 |
栄養教育実習事前事後指導 栄養教育実習 教職実践演習 (栄養教諭) |
環境生命科学科
●:必修 無印:選択
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
環境科学や生命科学の基礎を身に付ける | 環境科学や生命科学の専門的な力をつけるための基礎を身に付ける | 環境科学や生命科学の専門的な知識・技術・スキルを実践的に学ぶ | 社会において求められる力を養う卒業研究に取り組む | |
基礎科目 | ●化学Ⅰ 化学Ⅱ ●化学実験 ●生物Ⅰ 生物Ⅱ ●生物学実験 ●物理学Ⅰ 物理学Ⅱ ●物理学実験 ●食品栄養環境科学概論Ⅰ・Ⅱ ●食品栄養科学入門 ●基礎統計学 ●情報科学 |
●数学 地学Ⅰ・Ⅱ 地学実験 ●応用統計学 |
●技術者倫理 | |
語学 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 |
語学力を養う | ●リスニングⅠ・Ⅱ ●オーラルコミュニケーションⅠ・Ⅱ ●環境科学英語Ⅰ 海外研修英語 |
●TOEIC英語Ⅰ・Ⅱ ●オーラルコミュニケーションⅢ・Ⅳ ●環境科学英語Ⅱ 海外研修英語 |
●環境生命科学英語 ●Environmental and Life Sciences 海外研修英語 |
海外研修英語 |
専門分野 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 |
環境科学関係 | ●分析化学 ●環境学総論 |
●物理化学 放射化学 反応有機化学 環境分析化学 環境有機化学 環境微生物学 ヒューマンエコロジー |
循環資源論 環境計量論 |
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生命科学関係 | ●基礎生化学 | ●細胞生物学 ●植物生理学 ●動物生理学 ●生態遺伝学 |
毒性学 発生遺伝学 バイオインフォマティクス |
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食品・食料生産関係 | ●植物学 | 合成生物学 植物環境学 食料生産学 環境応答学 |
環境工学 | |
専門的な実習 | ●フィールドワーク ●基礎環境生命科学実験 ●環境生命科学実験Ⅰ |
●環境生命科学実験Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ | ||
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
卒業研究 | ●環境生命科学研究 | ●卒業研究 | ||
教職科目(高校理科) | 教職論 | 教育原理 教育心理学 教育社会学 教育方法 日本国憲法 教育における情報通信技術の活用 |
生徒指導・進路指導論 道徳指導論 教育課程論 特別活動論 学校カウンセリング 特別支援教育 総合的な学習の時間の指導法 |
教育実習事前事後指導 教育実習Ⅰ・Ⅱ 教職実践演習 (理科教諭) |