グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



女子中高生の理系進路選択支援事業


ホーム >  大学案内 >  特色ある取り組み >  女子中高生の理系進路選択支援事業

(平成28~29年度)

理系女子夢みっけ☆応援プロジェクトinしずおか

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が募集した女子中高生の理系進路選択支援プログラムに「理系女子夢みっけ☆応援プロジェクトinしずおか」が採択されました(事業期間平成28~29年度)。
この事業は、女子中高生の理系への進路選択を支援すること目的としています。女子中高生の興味・関心を高めて理系分野へ進むことを促すため、科学技術分野の第一線で活躍する女性たちとの交流会・実験教室・出前授業の開催を支援します。

今回採択された企画は静岡県立大学と静岡大学が共同提案したもので、静岡科学館る・く・る、ふじのくに地球環境史ミュージアムの2機関が協力・連携して2年間実施するものです。2017年度は、本学では昨年度同様、I 夏の体験実験 in 県大、II ふじのくに地球環境史ミュージアムでの合宿体験、III 女性資格取得者講演会を開催しました。

Ⅰ 夏の体験実験 in 県大(8月17日開催)

今年度は、理系の13の研究室が、環境や食品・栄養等のテーマで体験実験を行いました。当日は、理系の具体的なイメージがわかなかったり理系への進学をためらっている女子生徒を対象に、女性教員や、より身近な理系の女子大学生と交流しました。アンケートでは、参加した生徒の9割以上が「進路選択の参考になった。」、「理系進路を前向きに選択しようと思うようになった。」と回答しました。また、参加した保護者の9割以上が「子どもを理系に進ませたいと思うようになった。」と回答しました。「理系の楽しさがわかった。」「難しそう、大変そうと思っていた理系のイメージが変わった。」「実験をしていて、やっぱり自分は理系の人間なんだって実感した。」「理系の進路について具体的なイメージがつかめた。」等、参加者の理系に対する関心の向上を示す感想が多くみられました。

説明を聞く参加者

実験の様子

実験室での参加者

説明を受ける参加者

Ⅱ ふじのくに地球環境史ミュージアム合宿(9月30日~10月1日開催)

静岡県近隣に在住の中1から高1の女子生徒が参加し、ミュージアムの研究員や学芸員の指導のもと、地層の観察、化石の掘り出し、昆虫の分類等に取り組むとともに、普段は見ることのできないバックヤード見学も体験しました。また、世界遺産に登録されている三保海岸において、投げ網での魚の採取や分類を行いました。さらに、夜は星や銀河の観察、理系の女子大生との座談会と盛りだくさんの内容でしたが、参加した中高生は、終始目を輝かせながら取り組んでいました。参加者アンケートには、「普通の生活をしていたら絶対に体験できないことばかりだった。」「理系の道に進むことに自信がもてた。」「これからの人生において大切なことが学べた。」「同年代の理系進路希望者と交流がもてた。」「大学生からいろいろな話が聞けた」等、参加者の満足度の高さを表わす感想が多くみられました。

施設見学 その1

施設見学 その2

化石の取り出しの様子

魚採りの様子

III 女性資格取得者講演会(11月3日開催)

第1部では、食品衛生監視員, 臨床工学技士, 2級建築士, 博物館学芸員および環境計量士という理系の国家資格をもつ女性講師が、中高生の時の自らの進路選択から資格取得、その後、資格を活かしてキャリアを築いてきた経緯を話しました。第2部は、生徒と講師の座談会、および保護者と大学教員による理系国家資格取得のための進路選択・大学のカリキュラムに関する座談会でした。生徒と講師の座談会は、2グループに分かれ、講師陣が交代で両グループをまわる形式をとったので、参加者がすべての講師と直接話す機会がありました。女子中高生からの“資格取得のためにどのような勉強をしたのか”“理系に苦手科目があっても資格は取れるのか”“資格を取ったらそれを活かして働けるのか”といった質問に対して、講師が自身の経験を交えながらじっくりと答え、時間が足りないほど盛り上がりました。
【資格取得者の講演】

第一部の講演会

講演会の様子

【生徒と講師の座談会】

第2部の生徒と講師の座談会

座談会の様子


2016年度開催イベント

2016年度、本学が開催したイベントです。
夏の体験実験 in 県大 2016年8月17日開催
ふじのくに地球環境史ミュージアムでの合宿体験 2016年10月1日~2日開催
女性資格取得者講演会 2016年11月19日開催

モバイル表示

PC表示