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経営情報学部教員が設立した大学発ベンチャー企業が日本発の「育休手帳」を開発


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経営情報学部の国保祥子講師(組織マネジメント、ソーシャル・ビジネス:経営学博士)が設立した大学発ベンチャー企業「株式会社ワークシフト研究所」が、同社が企画・監修する育児休業を活用したビジネス能力開発プログラム「育休プチMBA」における育休者の声をもとに、育児と仕事を両立しながら働く人を支援するためのツールとして「育休手帳」を開発しました。

日本では、出産をキッカケに会社員の5割が離職しています。経験と意欲のある女性が仕事を離れることは、企業や社会にとっては大きな損失です。女性本人も、出産後も働きたいと考えていることがデータから分かっていますが、それでも2人に1人が仕事を辞めてしまうのです。そして、この子育て世代が仕事を辞める社会問題(M字カーブ問題)は他の先進国にはありません。

株式会社ワークシフト研究所は3,000人以上の育休者と接した経験に基づき、両立を難しくする要因を分析しました。その結果を踏まえ、この「育休手帳」には、女性が苦しむ性別役割意識から解放するためのメッセージ、業務経験を成長に繋げるための振り返りシート、こどもの成長を見据えながらキャリアプランを考えるページ、仕事と家庭の予定を一覧できるウィークリースケジュールなど、育児と仕事の両立に必要な情報を詰め込んでいます。母子手帳が乳児の死亡率を下げたように、この「育休手帳」が女性の離職率を下げる手段になることを目指しています。

育休手帳表紙

育休手帳中味

手帳の購入方法など詳しくは
株式会社ワークシフト研究所ホームページ
http://workshift.co.jp/news/

育休プチMBAなどイベントについては
株式会社ワークシフト研究所Facebook
https://www.facebook.com/workshift.co.jp/

(本件に関するお問い合わせ先)
株式会社ワークシフト研究所
E-mail:info@workshift.co.jp



(2017年5月1日)

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