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本学教員発明の試験法が OECD 国際試験法ガイドライン化


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薬学部(薬剤学分野)の尾上誠良教授が開発した光安全性試験法 “ROS assay” が、経済協力開発機構(OECD)での審議の結果、OECD 国際試験法ガイドラインとして認定されました(OECD test guideline 495)。
尾上教授は企業所属時に医薬品の副作用の一つである光毒性に関して化合物特性を指標として予測する ROS assay を新規に開発し、さらに本学において医薬品の体内動態情報と効果的に組み合わせることで医薬品開発段階での早期副作用リスク予測を可能としました。本試験法は 2014 年に国際医薬品試験法ガイドラインである ICH S10 ガイドラインに採用され、世界中の製薬企業で創薬・創剤を目的として使用されてきました。今回、OECD 国際試験法ガイドラインが成立したことにより、医薬品にとどまらず食品・化粧品の開発にも ROS assay が使用できるようになり、さらなる貢献が期待されます。

○経済協力開発機構(OECD)データベース
Test No. 495: Ros (Reactive Oxygen Species) Assay for Photoreactivity
https://www。oecd-ilibrary。org/environment/tg-495-ros-reactive-oxygen-species-assay-for-photoreactivity_915e00ac-en
(外部サイトへリンク)


(2019年10月16日)

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