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国際関係学部生が環境問題について考えるボードゲームを制作


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国際関係学部2年の堤和佳菜さんは、この度、環境問題について考えるボードゲーム『みんなをまもろう』を制作しました。
堤さんは、ゲームを通じて創造性や社会性を学ぶ講義「原典購読Ⅱ①B」(担当教員:ディハーン ジョナサン ウィリアム准教授)で、楽しいことで習慣や生活を変えるプロジェクト『The Fun Theory(※)』の動画を見て触発され、このゲームの企画を考えました。最初はレジ袋を減らす運動を考えたところ、一方的な強制では楽しくないと思い、「減らすように促すこと」を目標にしました。次に、子どもたちに焦点を当てたらどうだろうと考え、「小さい子でもわかる環境問題」という発想につながり、ゲーム『みんなをまもろう』が完成しました。
ゲームは、堤さん制作のウェブサイトからダウンロード可能です。

■ゲーム みんなをまもろう
https://sites.google.com/view/gamesavetheworld/(外部サイトへリンク)


<堤さんからのメッセージ>

ゲームのルール説明をする堤さん

私は、木曜3限の講義『原典購読Ⅱ①B』で、「ボードゲームで環境問題を考えるプロジェクト」を進めています。
このゲームは、主に幼稚園、小学校低学年の児童をターゲットにしており、環境問題について考えてもらい行動することで、ゲームを有利に進めることができます。例えば、ビニール袋をコンビニで使わなかったら1マス進め、暖房の温度を1度下げたらまた1マス進める、といった具合です。
逆に、コンビニでレジ袋を使った、電気をつけっぱなしにしてその部屋にいなかったなど、環境に悪いことをしたらそれぞれ1マス戻ります。あくまでも一例なので、プレイヤーの皆さんにはたくさんのいいこと、悪いことを考えてほしいです。
最初はビニール袋の削減の方法を考えていたのですが、「楽しくわかりやすく環境に取り組めることはなにか」を考えた結果、このゲームを作ることになりました。
ターゲットは子ども向けですが、ぜひ、すべての世代の方々に遊んでもらい、環境のことについて考える1つの機会としていただけたら幸いです。
  • ダウンロードは、ウェブサイトの「トップページ」→「ゲームのダウンロード」の順でお願いします。ダウンロードしたPDFファイルをプリントアウトしてお使いください。ダウンロード方法がわからない場合は、サイト内のメールアドレスに問い合わせくださればできる範囲でお答えします。
  • ゲームをプレイしてくださった方はサイト内のアンケートにお答えていただけるとうれしいです。
※『The Fun Theory』・・・フォルクスワーゲン・スウェーデン社が提唱するプロジェクト。例えば、「健康のために、駅でエスカレーターを使わず階段を使ってもらうように、階段に音が奏でられるような仕掛けを作った」「ゴミのポイ捨てを失くすために、ゴミ箱に50フィートも落下する効果音をつけた」などがあり、どちらも成果をあげている。



(2020年1月24日)

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