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しずおかビジネスプランコンテストで経営情報学部学生と薬学部教授がW受賞


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2月18日、第18回しずおかビジネスプランコンテスト最終審査会が静岡市産学交流センター「B・nest」で開催され、学生部門で経営情報学部の国保祥子准教授研究室3年の田中真愛さん、丸山いづみさん、小野義虎さんのグループが奨励賞を、一般部門で薬学部の渡辺賢二教授が最優秀賞を受賞しました。

応募件数、学生部門が46件、一般部門が34件の合計80件のうち、最終審査に残った両部門5組が各10分のプレゼンテーションを行った後、審査結果が発表され、表彰式が行われました。

国保研究室のプラン「静岡での就活が楽しくなる!!就活ナビサイト「#うちっち」は、学生目線を取り入れた就活ナビサイトの構築です。企業のネームバリューで選んでしまいがちで、自分に合った企業を見つけることが難しいため、早期離職やミスマッチが起きている現状を何とかしたいということで、学生自身の判断軸で探せ、学生・企業が互いを知る場の提供ができる「#うちっち」を考案しました。静岡出身ということで地元を大切したいという思いもあり、静岡就職限定とし、ネームバリューに縛られないため企業名をイニシャルで掲載、細かい条件検索の導入や、企業ヒアリング等による学生の生の声を反映させるといった特徴のほか、メッセンジャー機能を使って企業側とも気軽にやり取りできるようにするといったアイデアも紹介され、自分たちがこのようなナビサイトがあったら良いという思いがつまったプランが発表されました。

渡辺教授のプラン「静岡発!大腸がん予防検診及び大腸がんリスク軽減法の確立」は、まったく新しく開発された大腸がんのリスク検査です。大腸がんは日本の部位別罹患者数が最も多いがんですが、早期発見・治療により高い確率で治るがんでもあるため、定期健診などでの確認が重要です。開発されたコリオバクチン検査は、腸内細菌の一種がつくりだす毒性物質であり、大腸がんになる可能性が高まるコリオバクチンが腸内にいるかどうかを検査するもので、少量の便の採取で簡単に行うことできます。静岡県立大学発ベンチャーである株式会社アデノプリベントが診断キットの製造及び販売、生体試料の分析を行っていますが、今後、日本だけでなく中国なども視野に展開していくプランが発表され、審査員から高い評価を得て、最優秀賞を受賞しました。受賞後、渡辺教授は、「大腸がんより致死率の高い肺腺がんについても診断マーカーを開発したい」と力強く今後の抱負を述べました。

当日のプレゼンテーションの動画を「B・nest」のウェブサイトでご覧いただけます。

■第18回しずおかビジネスプランコンテスト(外部サイトへリンク)
一般部門
https://www.b-nest.jp/bizcon/default.html#TAB
学生部門
https://www.b-nest.jp/bizcon/19_student.html#TAB


【関連ニュース】
薬学部教員が大学発ベンチャー企業を設立(2019年7月1日)>

【学生部門】奨励賞を受賞した国保研究室グループ

発表の様子

【一般部門】最優秀賞を受賞した渡辺教授

発表の様子

(2020年2月21日)
(2020年2月25日追記)

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