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本学学生5名が第29回環境化学討論会で優秀発表賞を受賞


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6月1~3日に開催された第29回環境化学討論会(一般社団法人日本環境化学会主催)において、大学院薬食生命科学総合学府の院生と食品栄養科学部の学生が、優秀発表賞である「SETAC賞」「ウェリントン・ラボラトリーズ・ジャパン賞」「エルガ・ラボウォーター賞」を受賞しました。同賞は、環境化学分野における新規性や注目度、社会的有用性、これまでの実績にもとづく発展性などの観点から厳正な審査が行われ、優秀な発表を行った若手研究者および学生に対して贈られるものです。

●SETAC賞
大石 真菜(環境科学専攻 博士前期課程2年 物性化学研究室所属)
「室内製品との直接接触に伴う難燃剤の経皮曝露量スクリーニング手法の初期評価」
(大石 真菜、徳村 雅弘、王 斉、三宅 祐一、雨谷 敬史, 牧野 正和)
本研究は、本学教員である徳村雅弘助教が研究代表者を務める静岡県立大学 教員特別研究推進費「プラスチック添加剤の経皮曝露を含めた包括的リスク評価スキームの構築」の一環として実施された研究です。
山口 夏純(環境科学専攻 博士前期課程1年 大気環境研究室所属)
「LC-MS/MSおよびGC-MS/MSを用いたハウスダスト中代替シロアリ防除剤の分析法検討と汚染実態調査」
(山口 夏純、甲斐 葉子、王 斉、三宅 祐一、雨谷 敬史)
本研究は、本学教員である三宅祐一助教がサブテーマリーダーを務める環境研究総合推進費「災害・事故等の非定常状況下における曝露量把握手法に関する研究」の一環として実施した研究です。
石田 真穂(環境生命科学科4年 物性化学研究室所属)
「製品との直接接触に伴う経皮曝露に及ぼす衣服の影響評価」
(石田 真穂、新堂 真生、徳村 雅弘、王 斉、三宅 祐一、雨谷 敬史、牧野 正和)
本研究は、本学教員である徳村雅弘助教が研究代表者を務める静岡県立大学 教員特別研究推進費「プラスチック添加剤の経皮曝露を含めた包括的リスク評価スキームの構築」の一環として実施された研究です。

●ウェリントン・ラボラトリーズ・ジャパン賞
船水 純那(環境科学専攻 博士前期課程2年 物性化学研究室所属)
「有機リン殺虫剤クロルピリホスのエージング効果に及ぼす塩素化ピリジン環の役割」
(船水 純那、山田 建太、徳村 雅弘、牧野 正和)
本研究は、本学教員である牧野正和教授が研究代表者を務める静岡県立大学 教員特別研究推進費「殺虫効力増強剤(S-421)による複合的神経伝達攪乱能に関する研究」の一環として実施した研究です。

●エルガ・ラボウォーター賞
大森 果菜(環境生命科学科4年 物性化学研究室所属)
「鉄担持布を用いた室内空気中ホルムアルデヒドの除去技術の開発」
(大森 果菜、鈴木 茉佑、徳村 雅弘、牧野 正和)
本研究は、本学教員である徳村雅弘助教が研究代表者を務める静岡県立大学 研究活動奨励研究費「リスク評価に基づいた環境汚染物質のリスク低減手法に関する研究」の一環として実施された研究です。

左から大石さん、石田さん、船水さん、大森さん

山口さん

【関連リンク】
一般社団法人 日本環境化学会 第29回環境化学討論会
https://www.j-ec.or.jp/conference/29th/index.html
大気環境研究室
https://dfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/labs/atmos/
物性化学研究室
http://dfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/labs/phychem/


(2021年6月14日)

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