調査について
2020年度(令和2年度)に引き続き、「新型コロナウィルス感染症拡大とその対策の静岡県立大学の学生に対する影響に関するアンケート (令和3年度分)」を実施しましたので、報告いたします。実施期間は2021年(令和3年)4月25日~30日で、回答人数は1376人(回答率43.9%)でした。今年度は、対面およびオンライン授業の提供や学内の感染対策が昨年度よりスムーズに行われており、また、アルバイト状況も改善しているため、昨年度に比べて、学生生活は安定してきているように思われます。一方、本調査は、対面授業が行われ、かつ、第四波が到来している時期に行われたため、キャンパスにおける感染不安も高いことが分かりました。
調査結果の要点
- 感染不安の高い場所は、電車、飲食店、バス、大学の順。大学での感染不安も、非常に不安、不安、少し不安を合わせると9割を超える。
- 保護者の収入が減少した学生は、4分の1を超える。
- 学生生活についての不安は、「非常に不安」の人数を見ると、部活動やサークル活動ができるのか、就職活動ができるのか、友達と集まる場所をどうやって確保するのかの順で高く、授業関連の不安がこれに続く。
- 授業については、「すべての授業をオンラインで行う」、「一部の授業は学校で行う」が多く(いずれも、245人)、「すべての授業を学校で行う」は少ない(117人)。
担当 津富(国際関係学部)、中澤(短期大学部)、木村(経営情報学部)
調査結果
本学としましては、本調査結果などを参考としながら、コロナ禍における学生生活の充実に向け、引き続き、学生のニーズや状況、社会情勢等に応じた支援策の検討を行ってまいります。
静岡県立大学・短期大学部
静岡県立大学・短期大学部