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国際関係学研究科教員(浜由樹子)が翻訳書を出版


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大学院国際関係学研究科の浜由樹子准教授の翻訳書『ファシズムとロシア(マルレーヌ・ラリュエル 著)』が、2月25日に東京堂出版から刊行されます。

ロシアはファシズムに向かっているのか? ――世界的な反リベラリズムの潮流の中で、ロシアとファシズムの関係を探る。

マルレーヌ・ラリュエル(浜由樹子訳)
『ファシズムとロシア』東京堂出版

緊迫するロシア・ウクライナ情勢を理解するのにも役立つ1冊。世界の第一線で活躍する研究者の最新の研究成果、待望の日本語訳です。また、訳者による分かりやすい解説も必読です。

冷戦終結から30余年、欧米主導の一極化した国際秩序への反発から、世界各国で反リベラリズムの潮流が湧き起こっています。そうした中、プーチン・ロシアは、ウクライナに軍事的圧力をかけ、クリミア併合をはじめ強権的な言動をとり続け、国際秩序に揺さぶりをかけてきました。このロシアの行動は、欧米諸国からファシズムと批判されています。本書は、「ファシズム国家」とのレッテルが貼られるロシアを、幅広い視野から冷静に分析、プーチン体制の構造とロシアの地政学的戦略を読み解きます。今のロシアを、そして混迷する国際情勢を理解するための必読書といえるでしょう。
(2022年2月21日)

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