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大学生・高校生向け読み物「地震と火山と防災のはなし」を刊行


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本学グローバル地域センター地震予知部門総括の楠城一嘉特任准教授が『地震と火山と防災のはなし』を成山堂書店から刊行しました。本書は、大学生や高校生に日本の自然に興味を持ち、防災の心構えを持ってもらえるように書いた読み物です。

〇本書のポイント
  • 自然豊かな日本においては、その恵みを存分に享受し独自の文化を育んできた一方、地震や火山噴火などの災害からは目をそらすことはできない。
  • 将来起きる南海トラフ地震までを視野に、地震、火山のメカニズムから、それに伴う災害への備え、地域での取り組みなどを分かりやすく解説しました。
  • 一つ一つの話題を1,000文字前後とし、通学中や隙間時間など気軽に読破できます。そのため、さまざまな世代の方に読んでいただけます。

〇目次
  • 第1章 日本列島の基礎を学ぶ
  • 第2章 富士火山が私たちに教えること
  • 第3章 これから起きる南海トラフ地震に備える
  • 第4章 火山と地震とほどよい距離感で暮らす
  • 第5章 自然災害にどう備える?
  • 第6章 台所にあるモノが、家族の危機を救う!

〇編著者・著者
編著者
本学グローバル地域センター地震予知部門総括/特任准教授 楠城一嘉
著者
本学学長 尾池和夫
災害予測情報研究所代表 織原義明
本学グローバル地域センター地震予知部門特任准教授 鴨川仁
イラストレーター/防災士 草野かおる
静岡大学防災総合センター副センター長 小山真人
東海大学海洋研究所客員教授 長尾年恭
山梨県富士山科学研究所富士山火山防災研究センター主幹研究員 吉本充宏

〇本記事を読まれる皆様へ(本書の「はじめに」から抜粋)
本書は、大学生や高校生に少しでも日本の自然に興味を持ち、防災の心構えを持っていただければと思い、語りかける様に書いた読み物です。
富士山があり、海にも囲まれた日本は、自然豊かで風光明媚な国です。日本人は、山海の幸や温泉など、自然の恵みを存分に生かした独自の文化を育み、現在の日本を創り上げてきました。一方、その自然は、突然の災害を引き起こす原因にもなることはご存知の通りです。2011年の東日本大震災、2018年の西日本豪雨災害、2019年には台風19号が発生し、静岡県、関東甲信越、東北地方で記録的な大雨が降りました。また、新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、コロナ禍での災害という複合災害にも注目が集まっています。インターネットやSNSからすぐ情報を集められる現代ですが、少し立ち止まって自然や防災のことを考えてみませんか。

〇関連リンク
書籍案内(成山堂書店)
https://www.seizando.co.jp/book/10541/
本学グローバル地域センター
https://www.global-center.jp/
災害予測情報研究所
https://www.dfir-lab.info/
草野かおるさん(連絡先・マネジメント会社)
http://www.kannon.info/
静岡大学防災総合センター
https://www.cnh.shizuoka.ac.jp/
東海大学海洋研究所地震予知・火山津波研究部門
https://www.sems-tokaiuniv.jp/EPRCJ/
山梨県富士山科学研究所
https://www.mfri.pref.yamanashi.jp/

『地震と火山と防災のはなし』表紙

https://www.facebook.com/seizando/photos/a.876020505760803/5507979462564861/(成山堂書店Facebook)


(2022年3月30日)

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