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6言語の終末期(もしものとき、エンディング)ケア「みせてお話し」ノートを作成


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各言語で書かれた終末期(もしものとき、エンディング)ケア「みせてお話し」ノート
(クリックすると拡大します)

本学教員と、静岡県在住の大学教員、医療従事者、医療通訳経験者らが、外国人の終末期ケアに繋がるよう6言語の終末期(もしものとき、エンディング)ケア「みせてお話し」ノートを作成しました。

言語は、ポルトガル語、スペイン語、フィリピノ語、中国語、インドネシア語、英語の6つです。日本語と各言語が併記されており、日本人と外国人が一緒に見て、話しができるようになっています。

作成に関わったのは、看護学、理学療法学、歯科衛生学、国際関係学、様々な語学、保育学を専門とする県内大学所属の教員、県内の病院や診療所などで働く医師、看護師、保健師、医療ソーシャルワーカーなどの医療従事者、県内で医療通訳として経験がある翻訳・通訳者です。本学また県内の大学の卒業生、地域の民生委員の方もいます。地域に暮らすみなさんで作成しました。

本ノートは、家族や大切な人、医療や介護の人と、終末期(もしものとき、エンディング)に関して話すときに、使えるよう作成しました。ノートを、互いに見ながら、互いの考えを知り、話し合うことができる、互いの大切ものを互いに大切にしつづけるように作成しました。内容は、「もしものとき」、「エンディングに近いとき」、「どのようなケアを思い浮かべるか」等から始まり、「告知や医療の決定に関すること」、「希望する生活や大切にしたいもの」、「亡くなった後のこと」、「緩和ケアについての情報を得ているか」などです。

本ノートは、下記からダウンロードできます。どうぞ、ご活用ください。

●終末期(もしものとき、エンディング)ケア「みせてお話し」ノート
なお、本ノートは、平成29年度科学研研究費助成事業(科学研究費基金)基盤研究(c)17k09207「在住外国人の終末期ケアの在り方に関する研究」(研究代表者 前野真由美)の研究費を活用し作成し、静岡県立大学 令和4(2022)年度 地域を志向した研究「在住外国人(もしものとき、エンディング)ケアを考える」会にて発表した後、掲載しています。


在住外国人の終末期(もしものとき、エンディング)ケア「みせてお話し」ノート-6言語‐
研究代表者 看護学部 前野真由美


(2022年9月16日)

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