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国際関係学研究科教員が『比較・対照言語研究の新たな展開』出版


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このたび、大学院国際関係学研究科の長野明子教授が共同研究者とともに言語学分野の編著書を出版しました。
この論文集のテーマは、「三層モデル」という言語理論を用いた言語間比較です。長野教授の論文を含め、本書に収録されている計10本の論文は、ことばの文法の諸現象に関して世界の言語を比較し、そこに観察される豊かな多様性の源を三層モデルを用いて探っています。言語多様性の根源を問うことは、現代言語学の大きなリサーチクエスチョンの1つです。ことばの形式の違いをもとに、文化の違いを考えることもできます。本書は本学附属図書館(草薙図書館)に所蔵されますので、ぜひご一読ください。

比較・対照言語研究の新たな展開

『比較・対照言語研究の新たな展開:三層モデルによる広がりと深まり』
編著者:廣瀬幸生、島田雅晴、和田尚明、長野明子 
ISBNコード: 978-4-7589-2376-7
発売日:2022年11月16日
定価:4,620円(税込)(A5・336頁)
出版社:開拓社
http://www.kaitakusha.co.jp/book/book.php?c=2376(外部サイトへリンク)
<目次>
第1章  他者の思いをことばでいかに利用するか(廣瀬幸生)
第2章 日英語の話法と時制ならびにその関連現象(和田尚明)
第3章 何を言い、何を言わないか(金谷優)
第4章 三層モデルから見た日本語と中国語の文形式の選択(井上優)
第5章 体験話法+心態詞ja = 心的発話 (大矢俊明)
第6章 三層モデルで心態詞の使用を説明する(岡本順治)
第7章 韓日終助詞と終結語尾の情報管理機能と話し手・聞き手との相関性、そして三層モデルの視座(金善美)
第8章 フランス語の接続法とポリフォニー(渡邊淳也・佐多明理)
第9章 言語使用の三層モデルから考える虚構的インタラクション(納谷亮平・石田崇)
第10章 多重具現の言語間比較の試み(長野明子・島田雅晴)




(2022年11月14日)

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