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寄附講座「茶健康科学講座」開設に係る伊藤園関係者が学長を表敬訪問


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薬学部大学院の研究組織・薬学研究院は、このたび、株式会社伊藤園からの寄附を受けて、茶の研究を行う「茶健康科学講座」を開設することになりました。講座では山田浩特任教授と公募中の特任助教が、3年間、茶の健康効果を調べる臨床研究に取り組みます。

本講座の開設にあたり、6月5日、伊藤園の白井実 生産本部副本部長と衣笠仁 中央研究所長が尾池和夫学長を訪問し、尾池学長や、山田特任教授などの薬学部関係者と今後の方針を話し合いました。また懇談中、日本と外国のお茶文化の違いや、尾池学長が俳人であることから伊藤園が行っている俳句募集などの話題に花を咲かせました。

企業と大学が産学連携活動として寄附講座を設立する例は様々な大学で行われていますが、茶をテーマにした寄附講座は全国でも珍しい試みです。伊藤園の衣笠所長は、「“お茶は健康に良い”ということを立証してもらい、ひいては茶業界の活性化になれば」と期待を述べました。また、山田特任教授は、「全国の研究者とも連携していきたい。茶の健康効果を証明し、本学が力を入れている健康長寿につなげたい」と抱負を述べました。

学長室での話し合いの様子

白井副本部長(左)と衣笠所長

左から、中村順行茶学総合研究センター長、石川智久薬学部長、衣笠所長、山田特任教授、白井副本部長、尾池学長、眞鍋敬薬学研究院長

(2023年6月7日)

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