国際関係学研究科の米野みちよ教授の共編著書が刊行されました。
編著者 Hugh de Ferranti, Masaya Shishikura, Michiyo Yoneno-Reyes
タイトル Unsilent Strangers: Music, Minorities, Coexistence, Japan
出版社 National University of Singapore
出版年 2023
外国人人口が増え続けている日本における、エスニック・マイノリティと言われる人々の、音楽活動のエスノグラフィです。2000年代から、「多文化共生」のスローガンを掲げている日本で、政府や自治体主催のお祭り等で、みずからのエスニシティを演じつつ、仲間内では、異なる顔を見せて、音楽を奏する人々の姿から、「共に生きる」とは、何なのか、を問いました。なお、20世紀前半に、アメリカやオーストラリアの日本人移民たちの音楽活動についても紹介し、ホスト国の政策やイデオロギーが、文化の継承やアイデンティティ形成にどのように影響するのか、という視点からも、今日と近未来の日本と世界について考える材料を提供しています。
“Unsilent Strangers is a scholarly work that allows us to listen for ways by which music expresses minority identities in and through Japan.
Together, these essays demonstrate ways by which music matters, as not merely a cultural idiom, but as a vital and fundamental part of our coexistence with each other.”
- Christine Yano, University of Hawai`i, Manoa
(2023年9月7日)
編著者 Hugh de Ferranti, Masaya Shishikura, Michiyo Yoneno-Reyes
タイトル Unsilent Strangers: Music, Minorities, Coexistence, Japan
出版社 National University of Singapore
出版年 2023
外国人人口が増え続けている日本における、エスニック・マイノリティと言われる人々の、音楽活動のエスノグラフィです。2000年代から、「多文化共生」のスローガンを掲げている日本で、政府や自治体主催のお祭り等で、みずからのエスニシティを演じつつ、仲間内では、異なる顔を見せて、音楽を奏する人々の姿から、「共に生きる」とは、何なのか、を問いました。なお、20世紀前半に、アメリカやオーストラリアの日本人移民たちの音楽活動についても紹介し、ホスト国の政策やイデオロギーが、文化の継承やアイデンティティ形成にどのように影響するのか、という視点からも、今日と近未来の日本と世界について考える材料を提供しています。
“Unsilent Strangers is a scholarly work that allows us to listen for ways by which music expresses minority identities in and through Japan.
Together, these essays demonstrate ways by which music matters, as not merely a cultural idiom, but as a vital and fundamental part of our coexistence with each other.”
- Christine Yano, University of Hawai`i, Manoa
(2023年9月7日)