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国際関係学部生が米軍作成「清水空襲」関係資料を翻訳・公開


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このたび、静岡平和資料館をつくる会(静岡市葵区)と国際関係学部・剣持久木ゼミ4年生の小松那々子さん、山崎葉月さん、海野陽万莉さんの3人がAIを駆使して、米軍が清水地域の攻撃準備のために作成した詳細な資料を翻訳した報告書を作成し、静岡平和資料センター(同区)で公開しました。
静岡平和資料センターは、1993年に同会によって、太平洋戦争末期の静岡や清水への空襲の記憶を伝える施設として開設されました。会の中心は、剣持ゼミOBの寺島敦子さんです。
剣持ゼミでは、これまで歴代のゼミ生が、平和資料センターの展示物作成などのボランティアとして協力しています。

第二次世界大戦をゼミ生共通の研究テーマとしている剣持ゼミでは、2023年9月に広島県を視察し、ホロコースト記念館(福山市)や平和記念資料館(広島市)で戦争体験者から話を聞くなどの活動をしています。現在進行中のウクライナやパレスチナの戦争を考えるためにも、地元静岡でおきた戦争体験を知ることが大切だと考えています。

今回の活動では、画像読み取りソフトやAIを使った翻訳ソフトを使用するなど、学生ならではの発想により、短期間での翻訳に成功しました。この取り組みは、『静岡新聞』(2023年12月28日朝刊)でも大きく紹介されました。

■「清水空襲」資料をAIで和訳 静岡県立大生、米軍の作戦意図や事後評価を紹介 静岡平和センターで公開中 | あなたの静岡新聞
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1384178.html(外部サイトへリンク)


(2024年1月5日)

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