経営情報学部の岩崎邦彦ゼミと静岡県農業法人協会が連携して実施している、「アグリビジネスコンサルティング事業(通称:ABC事業)」の成果発表会が、12月8日に草薙キャンパスで行われました。この事業は、マーケティングに課題を抱える農業法人に対して、学生がコンサルティングを行うことを目的とし実施しているもので、フィールドワークを通じて学生が経営の実践を学ぶ機会にもなっています。
17回目を迎えた今年度は、農産物生産や養蚕を展開する「株式会社鈴生」、浜名湖クレソンを生産する「株式会社新菜園」、機能性表示食品のモロヘイヤ・小松菜を栽培する「株式会社森島農園」、みかん・トマト等の栽培と野菜の販売を行う「株式会社ことぶき農園」の県内4法人を対象に、岩崎ゼミ14名が4チームに分かれコンサルティングを行いました。
発表会では各グループが法人から依頼を受け、繭を使った化粧品販売、クレソンを存分に楽しめる「クレソンフェスティバル」の開催、アンケートを反映したPOPや購入者へのお礼状の作成、SNSの改善として「八百屋の楽しみ方」の動画投稿を行ったことなどを発表しました。
各グループの発表の後には、聴講者から「一番力を入れたのはどの部分か」「野菜に対する価値観は変わったか」など多くの質問があり、学生は1つ1つの質問に丁寧に回答していました。
岩崎教授は「農業の持続的な発展には、農産物を“つくる農業”から、農と食を“つなぐ農業”への転換が欠かせない。マーケティングの視点はその鍵となる。今回の連携が、今後の経営の前進につながることを期待している」と講評しました。
17回目を迎えた今年度は、農産物生産や養蚕を展開する「株式会社鈴生」、浜名湖クレソンを生産する「株式会社新菜園」、機能性表示食品のモロヘイヤ・小松菜を栽培する「株式会社森島農園」、みかん・トマト等の栽培と野菜の販売を行う「株式会社ことぶき農園」の県内4法人を対象に、岩崎ゼミ14名が4チームに分かれコンサルティングを行いました。
発表会では各グループが法人から依頼を受け、繭を使った化粧品販売、クレソンを存分に楽しめる「クレソンフェスティバル」の開催、アンケートを反映したPOPや購入者へのお礼状の作成、SNSの改善として「八百屋の楽しみ方」の動画投稿を行ったことなどを発表しました。
各グループの発表の後には、聴講者から「一番力を入れたのはどの部分か」「野菜に対する価値観は変わったか」など多くの質問があり、学生は1つ1つの質問に丁寧に回答していました。
岩崎教授は「農業の持続的な発展には、農産物を“つくる農業”から、農と食を“つなぐ農業”への転換が欠かせない。マーケティングの視点はその鍵となる。今回の連携が、今後の経営の前進につながることを期待している」と講評しました。
発表の様子
コメントを聞く学生

記念撮影
(2025年12月11日)




