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本学発の大腸がんリスク検査「コリバクチン検査」が郵送サービスを開始 ―大腸がんの早期発見・予防をより身近に―


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コリバクチン検査

薬学部の渡辺賢二教授らの研究グループが発明した、大腸がんリスクを判定する「コリバクチン検査」が、3月9日より株式会社ヘルスケアシステムズ(名古屋市)の郵送検査サービスとして展開されたことをお知らせいたします。

日本における大腸がんの年間罹患数は約15万人と増加傾向にあり、この40年で約7倍に増えています 。一方で、早期に発見・治療を行えば高い確率で治癒できることも分かっています 。渡辺教授らは、大腸がん患者の多くが保持する遺伝毒性物質「コリバクチン」に着目し、その産生菌を簡便に検出する技術を確立しました 。
渡辺教授らが発明した「コリバクチンおよびコリバクチン産生菌の検出方法」は、日本および米国で特許を取得しています 。この特許技術を社会実装するため、渡辺教授は、静岡県立大学認定ベンチャー「株式会社アデノプリベント」を起業し、「コリバクチン検査」を社会実装しました。従来法である便潜血検査とコリバクチン検査を併用することで、より精度の高いリスク判定へとつながります。

2025年4月の国立がん研究センターによる報告では、日本人の大腸がん患者の約50%にコリバクチン産生菌の関与が示唆されるなど、本検査の重要性はますます高まっています 。
株式会社アデノプリベントでは、これまで30,000検体以上の検査実績を積み上げてきましたが、検査を受けられる健診機関は東京等の都市圏に限られていました 。
この度、株式会社ヘルスケアシステムズとの連携により、自宅で採便し、ポストに投函するだけの「郵送検査サービス」が開始されました。これにより、これまで医療機関での受診に限られていた検査を、静岡県内をはじめ全国の皆様が、手軽に受けられるようになりました。
■本検査の詳細は「株式会社ヘルスケアシステムズ」Webサイトを参照ください。
プレスリリース
https://hc-sys.com/news/press-release/260312/(外部サイトへリンク)
オンラインショップ
https://karadano-monosashi.jp/mypage/selectProduct(外部サイトへリンク)

※「コリバクチン検査」は、医師の診断や治療行為に代わるものではなく、確定診断には医療機関での受診が必要です。
※測定結果は検体採取時の状態を示すものであり、将来の疾患発症を否定・保証するものではありません。 また、技術的限界により偽陽性・偽陰性などの誤認定が生じるリスクがあります。

静岡県立大学では、研究成果の社会実装を通じて、地域の皆様の健康増進と「ウェルネス」の向上に貢献してまいります。


(2026年4月21日)

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