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メロンで全国初!温室メロンの「GABA」機能性表示食品


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「GABA」はストレス緩和作用のある機能性成分

本学食品環境研究センターが科学的根拠を示す研究レビューや届出書類を作成した、メロンに関する機能性表示食品の届出が、5月27日付けで消費者庁に受理されました。メロンについて、ストレス緩和作用のある機能性成分「GABA(ギャバ)」に関する届出が受理されたのは、全国で初めてのことです。

機能性表示食品の内容

商品名 クラウンメロン・アローマメロン
届出者名 静岡県温室農業協同組合(袋井市西同笠)
機能性関与成分名 GABA(γ-アミノ酪酸、含有量 28mg/90g)
機能性表示 本品にはGABAが含まれています。GABAには仕事や勉強による一時的な精神的ストレスを緩和する機能があることが報告されています。
(一日当たりの摂取量目安量:可食部90g
※可食部の数値を50gから90gに修正しました(2019年7月16日修正)。

支援体制

機関名 支援内容
静岡県立大学 食品環境研究センター
機能性関与成分の科学的根拠を示す「研究レビュー」を作成し、届出書類作成も支援
フーズ・サイエンスセンター 機能性表示食品開発プラットフォームを活用し、相談からシステマティック・レビューの実施、消費者庁への届出までの一貫した支援を実施
農林技術研究所 年間モニタリングにより、「GABA」が通年一定量含まれていることを確認

静岡県知事への表敬訪問

6月21日に、若林敬二食品環境研究センター長(写真:左から3人目)が、県温室農業協同組合他とともに届け出受理の報告のため、川勝平太静岡県知事(写真:中央)を表敬しました。

静岡県立大学 食品環境研究センターの活動

静岡県立大学食品環境研究センターでは、静岡県産業振興財団(フーズサイエンスセンター)と協力して、主に県特産農水産物等の機能性をシステマティックレビュー(SR)を用いて評価し、新しい機能性食品の開発を支援する体制を整備しました。平成27 年4 月から現在の機能性表示食品の消費者庁への届け出状況は、およそ1,800 品目にのぼっています。
センターでは、既に、DHA ・EPA の血中中性脂肪低下作用、イヌリンの整腸効果、茶カテキンの内臓脂肪低下作用等のSR を終了し、機能性表示のための申請を消費者庁に行い、20 件が既に公開されています。

成果品展示/はばたき棟1階 ショーケース

関連リンク

機能性表示食品に関する情報(消費者庁ホームページ)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/about_foods_with_function_claims/




(2019年6月27日)
(2019年7月16日修正)

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