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食品栄養科学部教員が老舗とろろ汁屋と羊羹を開発


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丸子の老舗とろろ汁屋「元祖 丁子屋」との共同開発

食品栄養科学部 三好規之 准教授と、老舗のとろろ汁屋「元祖 丁子屋」が「むかご羊羹」を共同開発しました。
2019年10月7日(月)から静岡県立大学の売店(学生ホール2階)で販売を開始します。
価格:1箱(240g/1本入)800円(税込)

自然薯むかご羊羹プロジェクト

とろろ汁に使用される自然薯。その葉の付け根にできる球芽は「むかご」と呼ばれ、土の中で発芽し、種芋となります。
そのむかごを有効活用するために【自然薯むかご羊羹プロジェクト】を発足。むかごを使用した新商品の開発や、有効成分「ジオスゲニン」の研究、栽培技術による高生産・安定供給法の確立などの多角的な取り組みにより、先産地から販売現場まで考慮した新しい産業の創出を目指します。

むかご

むかご

むかごに多く含まれる有効成分「ジオスゲニン」

このプロジェクトは、駿河区丸子でとろろ汁屋を営む「元祖 丁子屋」が企画。食品栄養科学部 三好規之 准教授が、むかごに多く含まれる有効成分「ジオスゲニン」の分析を行い、ジオスゲニンを食品成分として摂取した場合、大腸がん予防作用等を示すことが動物実験で確認されました。

原材料の供給をなかじま自然薯園(自然薯専門農家)、羊羹の製造を望月茶飴本舗(老舗和菓子店)が担い、静岡を拠点とする各分野のエキスパートたちの協力によって産学連携が実現しました。
なお、本プロジェクトは、静岡市産学交流センター(B-nest)の「平成30年度 地域課題に係る産学共同研究委託事業」に採択されています。

むかご羊羹は今年7月から丁子屋店舗で販売しており、この度、新たな「県大名物」として本学の売店でも取り扱うことが決定しました。
更に、今年12月には、同店と経営情報学部 岩崎ゼミが「大学生によるお店コンサルティング事業」(静岡市主催)で開発したコラボスイーツの発売を予定しています。

関連リンク

元祖 丁子屋
https://www.chojiya.info(外部サイトへリンク)

お問合せ先

地域・産学連携推進室
renkei@u-shizuoka-ken.ac.jp
TEL.054-264-5124

(2019年10月3日)

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