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薬学部が米国の大学とオンラインでアクティブラーニング型授業を実施


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6月28日、本学大学院薬食生命科学総合学府の黒川洵子教授のファシリテーションのもと、米国カリフォルニア大学デービス校(UCD)医学部薬学科の佐藤大輔准教授によるアクティブラーニング型授業を実施しました。

授業は本学と米国とをオンラインで繋ぎ、新薬を開発する際の副作用のケースを見つけるため、コンピューターを用いたシミュレーションがいかに有用かについて、本学の大学院生が学びました。

動物実験や臨床試験ではポイントでの検証に留まりますが、コンピューターの変数を用いることで膨大なケースを検証することができます。これまで散逸的だった検証を網羅的にすることが可能となり、新薬の副作用を発見できる可能性が飛躍的に上昇します。薬学分野とは異なる情報科学との融合を学生たちは熱心に聞き入っていました。また、授業内で体験したシミュレーションの数値解析には、専門のソフトを敢えて使わず、エクセルを用いることで、学生が学修しやすく、授業後の復習もできるように工夫がされていました。学生からは「エクセルでここまでの生体シミュレーションができることに驚いた」「様々な研究のコラボが増えることに期待したい」との声が寄せられました。

受講学生の多くが研究者を目指しており、海外で活躍する自身の将来像をイメージする機会にもなりました。

本学では、全学的にCOIL(Collaborative Online International Learning)に取り組んでおり、海外の大学とオンラインを利用した協働授業を展開しています。

講義の様子(左端:黒川教授)

UCD(米国)佐藤准教授

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(2023年6月30日)

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