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上智大学との協働で本学学生が留学生と県内スタディツアーを開催


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2月16日、本学および上智大学の留学生と本学学生が静岡県内の企業等を訪問するスタディツアーを、上智大学と共同で実施しました。

このツアーは、本学が取り組んでいる、COIL(Collaborative Online International Learning)プロジェクトの一環として、これまで2019年、2020年、2023年の3回実施しており、今回は留学生7名と本学学生7名が参加しました。

一行は静岡市清水区にある、小型産業用ロボットの製造・販売をしている株式会社アイエイアイと清水港を拠点に物流を展開している清水コンテナターミナル株式会社、鈴与株式会社を訪問し本県の製造業や物流について見識を広げるとともに、景勝地日本平や久能山東照宮などの史蹟を見学し、歴史・文化についての造詣も深めました。ツアー中、会社見学では日本人学生が留学生に英語で説明を補足したり、英語通訳ガイドとして静岡の「ものづくり」のルーツと歴史を説明するなど、このツアーを通じて留学生と日本人学生との間で交流を深めました。

ツアー実施に先立ち、学生達はPadletやオンラインによる事前学修を通じて訪問先の見識を深めるとともに、グループ毎のチームビルディングを行いました。対面で会うのは初めての学生も、スムーズにコミュニケーションをとる事ができ、とても内容の濃いツアーとなりました。

ツアーの主な訪問先

久能山東照宮、同博物館、日本平(静岡市駿河区)

これから東照宮に向けて1159段の石段を登ります

本殿まであと少し

株式会社アイエイアイ本社・工場(静岡市清水区)

ロボットの製造・組立ラインを見学しました

IAIのロボットを使ったゲームを体験しました

清水コンテナターミナル株式会社、鈴与株式会社 新興津ふ頭(静岡市清水区)

ガントリークレーンを見上げる学生達(左)、ガントリークレーンの下で記念撮影(右)
-新興津国際貿易コンテナターミナル(立入制限区域)にて-


参加学生の感想

「The Hospitality of the Students, Teachers and Staffs from University of Shizuoka! I enjoyed every places we visited, but being surrounded with such pleasant group of people made it more amicable I think.(今回のツアーで素晴らしかったのは、県大の学生、先生、職員の方々のおもてなしです!訪問した場所はどこも興味深かったですが、何より、このように暖かい人達に囲まれていたことで、より楽しめたのだと思います。)」上智大留学生

「The tour was very organized and happened in a very good day. The staff was very thoughtful with the international students who can't speak japanese yet. We learned a great deal about the history of Tokugawa Ieyasu, and the national treasure Kunozan shrine. The only thing in the schedule that in my opinion was a short time was lunch. The tour was very informative and a great experience overall. I appreciate the opportunity!(良く考えて計画実行されたツアーでした。未だ日本語を上手く話せない学生のことも考慮し計画されていたのだと思います。徳川家康の歴史や、国宝の久能山について詳しく学ぶことが出来て良かったのですが、個人的にはランチ休憩が少し短かったように思います。でも、ツアーは全体を通してとても有益で、素晴らしい経験になりました。貴重な機会をありがとうございました!)」県大留学生

「Experience visiting Shizuoka, Japan, highlighting the kindness of its people and the memorable experiences I had during trip:
1. Theme of Kindness: I would like to emphasize the kindness of the people in Shizuoka, suggesting that it is a defining characteristic of the region.
2. Expectations vs. Reality: My preconceived notion about Shizuoka based on hearsay and reputation, contrasting these with their actual experiences during the trip.
3. Gratitude and Appreciation. I would like to express my gratitude towards Shizuoka University staff and students for their hospitality and for exceeding my expectations in terms of the importance of in cross-cultural interactions and the significance of positive experiences in shaping perceptions of a place.
(静岡での経験:静岡の人々の優しさと心に残る体験:
1. 優しさについて:静岡の人は本当に優しい!この地域の人の特性、県民性なのだと思います。
2. 予想と現実:事前にあった静岡のイメージは噂や評判によるところが大きく、今回のツアーで実際に得たイメージとは対照的なものでした。
3. 感激と感謝:異文化交流という点で期待以上の交流が持てたこと、訪れた全ての場所で素晴らしい学びが得られたこと、そして手厚いおもてなしで歓迎してくれた県大スタッフと県大生に心から感謝しています。)」県大留学生 

「I believe this tour has two main benefits. Firstly, it helps grasp the essence of English conversation. As mentioned earlier, what matters most from this tour is not just English proficiency but the intention to use it. Gaining confidence in this realization was very beneficial. Secondly, it provides insight into one's own English proficiency. Participating in this tour made me realize that my conversations were lacking mainly due to a limited vocabulary. Consequently, I've decided to focus on expanding my vocabulary. This tour has been advantageous in helping me understand where I stand in terms of English learning.(今回のツアーには、主に2点、有益となる学びがありました。先ずは、英語で会話することの本質をつかめたことです。今回のツアーで最も重要だったと言えることは、英語がただ単に堪能であることではなく、その能力を使うことです。この気づきに確信が持てたことは、非常に有益となりました。次に、自身の英語能力を把握する良い機会となります。今回のツアーに参加したことで、会話する上で私に足りないのは、単語数であることを実感しました。今後は、使える単語数を増やすことに重点を置き勉強するつもりでいます。今回のツアーは、英語学習において、現在自分がどの地点にいるのかを知れる良い機会となりました。)」県大学生

「他大学の留学生と知り合うことができるだけではなく、県立大学の留学生、日本人学生とも友達になることができるのが、とても最高だと思います。英語が達者でなくても、「伝えよう!」という心意気で話をすれば、相手も理解してくれて、本当に楽しくて嬉しかったです。とてもいい機会をありがとうございました。」県大学生


【関連リンク】
静岡県立大学 大学の世界展開力強化事業「US-COIL」
https://www.us-coil.jp/(「US-COIL」特設サイトへリンク)


(2024年2月29日)

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