- 2023年03月16日
- 静岡産自然薯の遺伝子解析を実施:有効成分の生合成遺伝子配列を決定
- 食品栄養科学部の三好規之准教授らの研究グループは、静岡産自然薯の遺伝子解析を行い、自然薯の機能性成分であるジオスゲニンの生合成遺伝子配列を決定いたしました。また、ジオスゲニンの配糖体であるジオシンが“自然薯むかご”の周皮部に多く蓄積していることを明らかにし、機能性成分ジオスゲニンの供給元として国産素材である“自然薯むかご”の有用性を見出しました。
- 2023年01月30日
- 生物がアズラクトンを作るメカニズムの解明に成功
- 薬学部の渡辺賢二教授、岸本真治講師、薬食生命科学総合学府博士前期課程2年の南歩実さんのグループは、生物がアズラクトンを作るメカニズムの解明に成功しました。
- 2022年12月15日
- 高機能な祖先型RNA連結酵素の開発に成功〜味の素社との産学連携の成果 核酸医薬品の大量生産に光明〜
- 食品栄養科学部の本山智晴博士 (現所属: 三井化学株式会社)、伊藤創平准教授および中野祥吾准教授の研究グループは、味の素のバイオ・ファイン研究所の梶本祥平研究員、萩原佑介主任研究員らとの共同研究で、高機能な人工RNA連結酵素 (AncT4_2) を祖先型設計法で開発することに成功しました。
- 2022年11月21日
- アトピー性皮膚炎の発症年齢の遺伝基盤-発症年齢の多遺伝子構造も考慮した世界初の研究-(共同プレスリリース)
- 薬学部ゲノム病態解析講座の寺尾知可史特任教授(理化学研究所センターゲノム解析応用研究チームリーダー、静岡県立総合病院免疫研究部長)らの共同研究グループは、2021年に発表したアトピー性皮膚炎を対象にした最大規模のゲノムワイド関連解析(GWAS)の結果を用いて、日本人のアトピー性皮膚炎の発症年齢の遺伝基盤を解明しました。
- 2022年11月16日
- 関節リウマチにおけるリウマチ因子サブタイプと遺伝因子 -IgG-RFの有無が特定の遺伝子パターンと関連する-(共同プレスリリース)
- 薬学部ゲノム病態解析講座の寺尾知可史特任教授(理化学研究所センターゲノム解析応用研究チームリーダー、静岡県立総合病院免疫研究部長)、石川優樹研究員、京都大学大学院医学研究科の夜久愛大学院生らの共同研究グループは、関節リウマチ患者の血中に見られる自己抗体の一つであるIgG型リウマチ因子(IgG-RF)の有無が、HLA-DRB1遺伝子上のシェアドエピトープ(SE)のアレルの特定のパターンと関連することを発見しました。
- 2022年11月04日
- 昆虫の発育を制御する新たなメカニズムを発見
- 食品栄養科学部 大原裕也助教らの研究グループは、「生き物はどのようにして大人へと発育するのか?」という問いに答えるべく、キイロショウジョウバエを用いた研究を行い、個体成長や成熟を司るホルモンを作り出すために重要なメカニズムを発見しました。
- 2022年11月02日
- ヒトの複雑な形質に対する希少なコピー数多型の影響-新たな多型検出方法の開発による成果-(共同プレスリリース)
- 薬学部ゲノム病態解析講座の寺尾知可史特任教授(理化学研究所生命医科学研究センター ゲノム解析応用研究チーム チームリーダー、静岡県立総合病院免疫研究部長)らの国際共同研究チームは、ヒトゲノムに数十万個存在するといわれるコピー数多型(CNV)を従来の方法よりはるかに高感度に検出する手法を開発しました。
- 2022年05月20日
- 測位衛星データに機械学習技術を適用し初期の津波の可視化に成功
- 本学グローバル地域センターの鴨川仁特任准教授らの研究グループは、GPSなどの衛星データに機械学習を適用させ、早期津波予測の精度向上に大きく寄与する初期の津波形状を可視化することに成功しました。
- 2022年05月16日
- 本学教員が国際共同研究加速基金Aの2つの研究成果を発表
- 大学院国際関係学研究科の長野明子教授が、研究代表をつとめる科研費・国際共同研究加速基金Aの課題 『レキシコンにおける語形成と借用の関係と両者をつなぐ一般的メカニズム』 (課題番号18KK0324) の研究成果として、2つの論文を発表しました。
- 2022年05月11日
- メダカ孵化仔魚を用いた化学物質の甲状腺ホルモン撹乱活性の新規検出法を確立
- 食品栄養科学部環境生命科学科の小林亨教授らの研究グループは、自発性摂餌開始前のメダカ仔魚を用いた「甲状腺ホルモン作用に対する内分泌撹乱能(視床下部‒下垂体‒甲状腺軸:HPT軸に作用する)を有する化学物質」のスクリーニング系を確立しました。
- 2022年04月06日
- 光で有用物質を高生産する微生物の開発(共同プレスリリース)
- 食品栄養科学部の原清敬准教授(研究開発代表者)らの研究グループは、大阪大学の戸谷吉博准教授、松田史生教授と神戸大学の石井純准教授らとの共同研究により、大腸菌に光エネルギー利用タンパク質(ロドプシン)を導入することで、エネルギー代謝を光で活性化し、大腸菌による有用物質の生産性を向上させることに成功しました。













