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伊豆半島・狩野川流域における人と自然のつながり世界農業遺産「静岡水わさびの伝統栽培」と狩野川台風を教訓にした防災施設「狩野川放水路」


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関連するSDGs目標

11. 住み続けられるまちづくりを 13. 気候変動に具体的な対策を 15. 陸の豊かさも守ろう

SDGs見学会

2022年9月5日

本見学会の概要

本見学会では、「伊豆半島・狩野川流域における人と自然のつながり」をテーマとして、狩野川資料館にて狩野川の洪水被害を防ぐために建設された狩野川放水路を見学し、伊豆市役所にて狩野川流域におけるわさび田の現状に関する説明を聞いた上で、伊豆市筏場地区における世界農業遺産に指定されたわさび田を見学した。

見学先1:狩野川資料館

狩野川資料館では、狩野川台風(1958年9月26日)という歴史的な災害や、その後の持続可能な流域管理としての「狩野川放水路」がどのように機能しているのかを専門員の方に解説していただいた。また、実際に放水路を見学することができ、洪水災害から命を守るために整備されている施設として、地域の暮らしを守る重要な施設であることを再確認した。

狩野川放水路

狩野川資料館での説明

見学先2:伊豆市役所

伊豆市役所の職員の方から、伊豆市のわさび田に関する説明を受けた。伊豆のわさび田は2018年に「静岡水わさびの伝統栽培」として世界農業遺産に登録され、市役所としても、わさび生産を持続可能なかたちで維持しつつ、観光客の誘致等によって伊豆のわさび田をより広く知ってもらおうと努力されていることを学んだ。

見学先3:伊豆市筏場地区のわさび田

伊豆市・筏場地区では、わさび農家の方、伊豆市役所およびJAふじ伊豆の職員の方から、わさび栽培や世界農業遺産について話を聞いた。また、実際にわさび田の中に入ってわさび栽培を間近で見ることができ、大変貴重な見学会となった。

伊豆市筏場地区でのわさび田に関する説明

わさび田

まとめ

伊豆半島・狩野川流域は、日本の中でもきわめて降水量が多い地域であり、たびたび洪水に悩まされてきた歴史がある。狩野川流域における人と自然の豊かな関係は、放水路の設置やわさび農家の方をはじめとする地域の人々のたゆまぬ努力によって成立していることを学んだ。

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